諸行無常 | 吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

吉祥院 ~茨城県石岡市で約900年続く真言密教の寺(お寺ブログ)~

茨城県石岡市にある真言宗豊山派の摩尼山吉祥院です。
ふるさと茨城路百八地蔵尊霊場第九十一番札所に指定されており、
開山約900年の歴史を持つ由緒ある寺です。
境内の四季折々の風情や仏教について、幅広い情報を発信するお寺のブログです。

人間が生きている世界について、

ブッタは四法印と説きました。

(詳細は「四法印(しほういん)」をご覧ください。)

 

今日は、その中のうちのひとつ、

諸行無常(しょぎょうむじょう)について

記していきます。

 

諸行無常とは、端的に言えば
「この世のあらゆるものは移りゆく」

という意味です。

 

そんなことは知っている・・・と思うかもしれませんが、

今まで振り返ると、何かについて

「ずっと続く」「永遠に存在する」・・・なんて

思ったことはありませんか?

諸行無常とは、そのような

「ずっと」「永遠」など無いということです。

 

社会、組織、自然、人との関係、自分自身・・・

日々「変わらない」「永遠」と思っているものも、

実は、いつ何時も同じ状態であることはなく、

日々移り変わっています。

 

私は諸行無常と聞くと、

「砂の城」を思い出します。

 

海辺に作った砂の城。

日が暮れ満ち潮によって、砂の城にも波がかかります。

しかし、朝になり潮が引いても、

砂の城は相変わらずそこにたたずんでいます。

 

昨日と変わらず、そこに砂の城がある・・・

そう思いますが、実は昨日と同じ砂の城は

もうそこにはありません。

 

砂の城の型も変わっていますし、

城を構成している砂も新しい砂と入れ替わっています。

波が運んできた砂と置き換わっているのです。

 

一見同じと思っても、実は変化している。

移り変わっている。

 

諸行無常とはそういうことです。

 

 

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