京都の金戒光明寺さんでアフロ仏さまに出会ってから

その慈悲深いお姿に魅了され

すっかりファンになってしまった私です爆  笑

 

この日は西国三十三所

二番札所の紀三井寺さんへお参りに行こうと思っていたので

この機会に!! と、アフロ仏さまにお目にかかりに行ってきましたおねがい

 

以前のアフロ仏さまの記事は矢印の二つです。

 

文殊菩薩を求めて 金戒光明寺さんへ(京都)

 

五劫院 涅槃図・五劫思惟阿弥陀仏坐像御開帳

 

 

道成寺仁王門

 

この石段は左右の土手が逆ハの字になっていて

石段全体が台形になっているそうです。

62段の石段が上り易く、また最上段が近くに見える工夫だそうです。

 

上に行くほど確かに土手が広い電球

 

文武天皇勅願寺

宮子姫は髪のない女の子でした。

海から拾い上げた一寸八部(約5センチ)の観音様を拝むうち、

髪長姫と呼ばれるほど美しい黒髪の持ち主に成長しました。

この噂を聞きつけた藤原不比等卿の養女に召し上げられ、

さらに文武天皇のお妃に選ばれました。

道成寺は観音様と両親への恩返しの為、大宝元年(701)に建てられました。

 

女性の良縁(玉の輿)・開運を祈るお寺として信仰されています。

 

手水鉢(蛇口を捻る系)

 

コロコロ回してご挨拶。。。

 

本堂

 

御本尊 初代千手観世音菩薩(重文) 奈良時代

                                                ※ポストカードより

本堂修理に伴い昭和62年に発見された

日本最古クラスの千手観音像。

(奈良期の千手観音像は2~3体しか現存せず。)

像高243㎝。

 

不思議な事にこの千手さまは

この位置から仁王門の開口部を通し

参道を見渡しておられるようですびっくり

 

この日は朝から雨で、道成寺に着いた頃やっと晴れ間が出てきました。

帰る頃には快晴青空

 

宝佛殿

受付で拝観料を納め宝佛殿へ。

 

ご住職さまが仏像の説明をしてくださいました。

 

道成寺本尊

千手観音菩薩立像(国宝)平安時代                          ※ポストカード

月光菩薩(国宝)と日光菩薩(国宝)を脇侍に持つ

珍しい組み合わせの三尊像。(通常は薬師如来の脇に立つ事が多い)

薬壷を前にお持ちで44臂

像高3・20m

 

何もお持ちでない手(手の打ちようがない)は

どうすればよいのか、考える機会を与えてくださいます。

皆が助け合えば手は1000本おねがい

 

この千手観音さまを拝する時の柏手は3柏合掌合掌合掌(・は1柏おいて)

 

美しい千手観音さまに長時間うっとりしておりましたおねがい

 

左:月光菩薩 右:日光菩薩 平安時代

 

 

宝佛殿は四隅に四天王像、

一二支守り本尊が時計まわりに安置されており、

御本尊の脇には「宮子姫」が祀られています。

おりんを鳴らし、女性は開運・玉の輿を祈願するとご利益があるそうです上がる上がる

 

若い頃の格好いいお釈迦さまも鎮座されていました。

 

3~4世紀の仏足など

 

国宝3点、重文11点、県指定文化財4点、年中拝観可能です。(有料)

 

大変見応えのある、

天皇陛下も御献香されました宝佛殿でした。

観光バスが多かった事も頷けます。

 

 

 

宝佛殿拝観後は隣の

 

縁起堂で「絵説き説法」をお聞きしました。

 

縁起絵巻とよく耳にしますが

昔はどこのお寺さんでも絵巻を使って絵ときをされていたようです。

現在は道成寺のみとなっているようです。

 

その絵ときというのは一日多い時で10回。

1年に3000回同じ話しをしています。  と爆  笑

 

内容はこの道成寺に伝わる

安珍(修行僧)」と「清姫(それは美しいお姫様)」の物語でした。

 

ざっくりまとめると

一夜の宿を求めた僧・安珍に清姫が恋の炎を燃やし、

求婚するもうまく言い逃れられ、思い叶わず裏切られたと知る。

清姫は60kmの道のりを裸足で追いかけ滝汗滝汗

いつしか大蛇となって安珍を追いつめ

最後には

道成寺の釣鐘の中に逃げた安珍を

焼き殺す炎という

 

今でいうストーカー殺人に発展するお話し滝汗

 

ご興味のある方はこちら。

 

そのお話を聞いてからの安珍塚

釣鐘に逃れて焼き殺された安珍と釣鐘を葬った場所だそうです。

おどろおどろしい感じはもう残っていませんが・・・

木々はおどろおどろ捻じ曲がっています滝汗

 

鐘楼のあった場所

最近の調査でこの場所にその釣鐘があったことが分かりました。桜の木の下からは

焼け焦げた土も出土したそうです炎滝汗滝汗

 

護摩堂

 

鎮守三社

 

念仏堂

 

こちらに五劫思惟阿弥陀如来坐像が安置されています。宝永4年作(1707)

                                                ※ポストカード

若い頃の阿弥陀如来さまが衆生救済の為

五劫という長い長い年月に渡り思惟され髪が伸び放題になったお姿。

 

何と慈悲深いお姿おねがい合掌

今日こちらに来れましたご縁に感謝いたします合掌

 

私は未だ

袖の中で弥陀の定印を組まれているお姿しか拝見した事がないです。

 

念仏堂は常時拝観可能とのこと。(無料でした)

 

三重塔

道成寺から20キロ離れた妙見神社の御神木で建てられました。

木の寿命は材木になると生木の年数以上になるそうです。

搭の心柱の長さは20m。

相当大きなヒノキであったことが伺えます。

 

御神木を懐に抱く有り難い三重塔です合掌合掌

 

閻魔の廰(ちょう) 十王堂

 

二代目鐘楼跡

釣鐘で有名な道成寺に実は釣鐘がありません。

二代目の釣鐘も天正13年(1585)雑賀攻めの際に持ち去られ、二年後には

京都の妙満寺に奉納されています。

三代目の釣鐘は考えておられないようです。

 

釣鐘珍は

今でもここに生きています。と・・・ (私は決して言ってません。絵解き時談爆  笑

 

道成寺の御朱印と御詠歌

 

 

道成寺の五劫さま、誰かに似てる電球と思ったら大坂なおみさんだったテニス

 

いつも長い長い記事を最後までご覧下さりありがとうございますおねがいきらきら

 

今日も素敵な一日をお過ごし下さいきらきらきらきら

 

 

道成寺