最近の私の気になるキーワードの一つが

 

きらきらきらきら馬頭観音きらきらきらきら

 

大安寺馬頭観音立像が御開帳と知り、

検索してみると・・・

 

馬頭さまの象徴である頭上のお馬さんがおられません・・・??

これは? と車を走らせましたくるま。Rびゅーん

(先日アップしました長谷寺への参拝前です)

 

 

南門

旧南大門の基盤上に立ちます。

興福寺旧一乗院の門を移築、復元。


天皇が最初に建立したお寺 大安寺

御由緒

聖徳太子が天下泰平・万民安楽の祈りの道場として建立され

薨去の際には国の大寺となすよう舒明天皇に遺言されました。

天皇はその遺願により「百済大寺」を建立され、

これが我が国最初の「官寺」となりました。

 

今の地には平安遷都に伴い遷され

我が国随一の大寺「大安寺」と改名。

 

七重塔が並び建ち、仏教を広める教育に重点をおき

国内、海外からも多くの学僧が学び

今でいうところの仏教大学の様相であったといいます。

 

 

すごいお寺なんだとビックリびっくりびっくり

 

 

南門をくぐるとすぐ目につくのが

大安寺中門跡

 

 

現在の伽藍は旧伽藍から比べると・・・

 

約10分の1の敷地(私のApp 電卓

旧伽藍では

西塔、東塔が離れて建っているのが違和感ありますよね。

これは教育に重点をおいたゆえのこと。

当時としてはかなり割り切った珍しい形だということです。

 

 

まずはお清めして

 

本堂へ

御本尊 

十一面観音立像(秘仏) 公開は10/1~11/30

 

若い頃の弘法大師像

弘法大師坐像

大師像が両脇に安置される珍しいスタイルに加え、

虚空蔵菩薩、両界曼荼羅などが安置されていました。

 

御本尊の十一面観音立像は

秘仏ということで御簾がかけられていましたが

脇から拝観することが出来ましたきらきらきらきら

 

現在はガン封じの観音さまとして尊ばれています。

訪れた日は絶えまなく御祈祷が行われていました。

 

 

嘶堂(いななきどう)

御本尊

馬頭観音立像(御開帳は3/1~3/31)

 

弘法大師坐像

阿弥陀如来像

 

こちら馬頭観音立像(秘仏)重文

※ネットよりお借りしました。

 

やはり頭上の象徴であるお馬さんがありません。

大安寺にいらした先達さんのお話によりますと、

文化財指定では「千手観音」となっているそうです。

 

しかしながら、首、足首に巻かれた蛇、忿怒の形相、

この仏さまがお持ちになる霊力からすると、

「馬頭観音」であるとご主張は変わらず、

馬頭観音の原初的なお姿ではないか、ということです。

 

苦難、災難を取り除いて下さる

厄除けの観音さまとして信仰されていますおねがい

 

 

また、嘶堂には

弘法大師坐像も安置されていました。

弘法大師像は本堂に二体、こちらに一体、全三体となります。

 

こちらは稚児大師石像 

6月21日には弘法大師誕生法要が行われます。

 

若き空海がこの大安寺で学び

道慈律師より(大安寺の伽藍を整えた)

虚空蔵求聞持法を伝授されたと伝わり、

御遺髪所にもなっています。

(御遺髪の公開・・・4月21日正御影供)

 

後の天長6年(829)弘法大師は大安寺別当に補せられています。

 

弘法さまと大変ゆかりの深いお寺といえます。

 

空海の時代、どこの大学におられたんだろうと思っていたら

大安寺だったのですねびっくりびっくり調べろ~~~

 

仏像3体も納得ですね電球電球

 

格式の高さにビックリしすぎましたびっくりはーとはーと

 

 

護摩堂

 

小子坊

写経体験ができます。

 

境内は明るく、お庭も綺麗に整っていましたおねがい

 

 

 

 

 

大安寺歴代住侶供養碑

 

空海の文字がウインク

 

宝物殿

七躰の天平仏が安置されていました。

全ての仏像が榧材(かや)から彫られた一木彫りだそうです。

榧は白檀の代用なのだそうです。

 

興味深い仏さまが・・・不空羂索観音像

※ネットよりお借りしました。

 

お体のバランスに対し御腕が小さくアンバランスです。

 

宝物殿に安置されています仏さまは廃仏毀釈などの

厳しい時代を迎えられています。

 

七躰の仏さま全てが後から修復されているとのこと。

よく見ると素材の違いで分かります。

 

四天王においては4体中3体が右腕を上げているポーズ。

  

 

少しずつ作風、年代差があり、

別のお堂で奇跡的に残った四天王ということらしいです。

 

  

 

先達さんに説明頂き、大変興味深く拝見する事ができました。

 

もう一つ興味深いのは

旧伽藍の発掘がなかなか進まないそうです。

 

小学校の運動場にして発掘してみたり

ご苦労されているようです。

古墳があることも昭和30年に初めて分かったとのこと。

(その後瓦窯のあとが6基見つかりました。)

まだまだ調査はこれからのようです。

 

 

 

七重塔の跡地に行ってみました。

 

石碑が建っています。

 

もう一つは遙か向こう。旧境内の広さ、半端ないです。

 

 

大安寺の御朱印

南無佛

 

うっかりしていましたが、

馬頭観音、阿弥陀仏など何種類か御朱印があるようです笑い泣き汗ひぇーー

 

 

 

いつも長い長ーーーい記事、

最後までご覧下さりありがとうございますおねがい

 

またコメントやいいね! 本当にありがとうございますおねがいはーと

今日も素敵な一日をお過ごし下さいおねがいきらきら