薬師寺→法華寺→海龍王寺

その前は

松尾寺→法隆寺と

先日からどっぷり奈良ですおねがい 

いっそ奈良に泊まり込みしたいきらきら

 

 

法華寺から歩いて3分位の所にあります、海龍王寺です。

こちら山門

この山門から見える景色がなによりの大好物ですきらきらきらきら

 

縁起

父である藤原不比等が亡くなった後、相続する事となった光明皇后の

皇后宮内寺院となる。

天平3年(731)建立。

 

 

もう一つ門をくぐり受付をします。

 

受付して右手 扉は閉まっていますが修行地蔵

 

受付して左手 生木地蔵

 

一切経蔵

 

こちらは、ミツバチが巣を作っていて近寄れませんでしたあせる

 

西金堂

西金堂内には五重小塔(国宝)が安置されています。

奈良時代で唯一現存している五重塔。

光明皇后宮の建造物のうち現存しているのは西金堂と五重小塔です。

 

本堂

宮内寺院となった海龍王寺は「聖武天皇、光明皇后のためだけに祈る、

皇帝家の私寺院」となりました。

 

御本尊  十一面観音

 

堂内に入りましたら、団体さんが参拝され、ご住職による寺院説明がありました。

 

耳平城宮の東北の隅にあたる事から「隅寺」と呼ばれていること。

 

耳暴風雨の中、海龍王経を唱えた玄昉が無事帰国を果たしたことから

海龍王寺と定められ、遣唐使の渡海安全祈願を修する寺院となったこと。

 

耳般若心経発祥の寺院として知られ、般若心経の原本は

「隅寺心経」と呼ばれ現在の写経のお手本となっていること。

 

耳弘法大師もまた渡海前に1000巻の隅寺心経を納め、安全祈願を行ったこと。

 

などなど団体さんに紛れてお話しを伺いました爆  笑

 

御本尊 十一面観音は当時の特徴を示す装飾品が沢山施されていました。

受付のポスターより。

私にはこの十一面観音像も光明皇后様に見えてしまいますおねがいきらきら

 

また本堂内には

弘法大師筆「隅寺心経」が特別展示されていました。

巻物ですおねがい

普段は奈良国立博物館保存とのこと。

 

般若心経の最後に、

「昼夜を問わず、この心経を読誦すれば、願いの叶わないことはない(略)」という

功徳文が三行が付け加えられているのが隅寺心経の特徴です。

 

この隅寺心経を1000巻

お忙しい大師が・・・。

 

唐に渡る前にどんなお気持ちで納められたのか・・・

1000巻も写経されているのに、文字に乱れもなく

 

こんなに美しい般若心経を初めて見ました。

 

筆跡の美しさに加えて、一文字一文字の力強さ・・・

美しすぎて何か分からないけど、こみ上げてきました笑い泣き汗汗汗

 

ここに紹介したくてネット上を探しましたが、

海王龍寺で拝見した弘法様筆の般若心経とは違い、見つけられませんでした。

おそらく、一番美しい1巻を展示されていたのでしょう。

奈良国立博物館で機会があればぜひご覧になって下さいおねがい

 

弘法様作の毘沙門天像も安置されていました。

平城京の東北(鬼門)を守る為の守護神です。

 

 

胸が一杯過ぎて・・・

 

 

ポーっとしながら帰宅しました真顔ボー

 

 

海龍王寺で頂いた御朱印

妙智力 

 

観音経の中に「観音妙智力」「能救世間苦」とあります。

「観世音菩薩の素晴らしい智慧の力は普く世間の苦しみを救いたまう」という

意味でその慈悲の力を讃えたものだそうです。

 

お参りした方に十一面観音様の慈悲のお力をお授け頂けますようにと

「妙智力」と書いて下さっています合掌おねがい

 

 

 

いつも最後までご覧下さり有難うございますおねがい

 

今日も沢山の笑顔になれる一日となりますようにkirakria*kirakria*