写真を見ると、春先よりも少し肩が寝た感じがする。贅沢を言えば、もっと寝てもいいかなぁ。
既に入厩しているユーロスターと併せられる状態ってことは、この馬もある程度は出来上がっている。
まぁ、この馬の場合、体格的に広いコースが向いているので、秋の京都あたりを一つの目標にしていればいいかと思う。この時期にじっくりと乗り込んでおいて、少し楽をさせつつ夏を順調に越せれば、デビューも見えてくるぞ。
【フロンティアS;6月報告】
追いきりをする度に成長を感じます。
今月も、順調に良い内容の調教をこなせたと思います。
集中力が増して、体調の良さと走りに対する前向きな気持ちを全身から感じながら調教しています。馬体も引き締まってきましたので、仕上がり間近といった印象です。
現状は、楽しみばかりで不安要素はひとつも無いです。
体重 511kg (-17㎏)
胸囲 188cm (-2cm)
管囲 21.5cm(+1cm)
体高 168cm (+1cm)
2日
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
午前と午後のウォーキングマシン60分、屋内コースと坂路コースを併用してダク1,200m、キャンター3,000mの調教をつけられています。
牧場長は「先週末にシルクユーロスターと併せて、3ハロン13-13を乗りました。気合が乗っていて、物見をすることもありませんね。走りに集中力が出てきました」と話しています。
9日
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
午前と午後のウォーキングマシン60分、屋内コースと坂路コースを併用してダク1,200m、キャンター3,000mの調教をつけられています。
確認した調教師は「馬が随分良くなってきましたし、走りそうな雰囲気ですよ。ただ大型馬ですし、本質的に小回りコースよりは広いコースの方が向いていそうですから、距離のバリエーションの増える秋の中央場所を目標にした方が良いかもしれません」と話しています。
16日
北海道・フロンティアスタッドで調整中です。
午前と午後のウォーキングマシン60分、屋内コースと坂路コースを併用してダク1,200m、キャンター3,000mの調教をつけられています。
牧場長は「飼葉を食わし込みながら、水曜日に強めのところを乗ってから、週末にも15-15を乗りました。速いところを継続して乗っていますが、体力がついてきた事をハッキリと感じます。距離は長い方が良さそうですし、今のところ秋競馬でのデビューのようですので、どこかでひと息入れる事も考えています」と話しています。
23日
北海道のフロンティアスタッドで調整中です。
午前と午後のウォーキングマシン60分、屋内コースと坂路コースを併用して、ダク1,200mとキャンター3,000mの調教をつけられています。
牧場長は「引き続き水曜日に強めのところを乗って、週末に15-15をこなしています。乗り込んでもテンションは上がっていませんし、脚元を含めホント丈夫な馬ですよ」と話しています。
30日
北海道のフロンティアスタッドで調整中です。午前と午後のウォーキングマシン60分、屋内コースと坂路コースを併用してダク1,200m、キャンター3,000mの調教をつけられています。
牧場長は「引き続き週2本のペースで追い切りを消化しています。速いところをやるごとに気持ちが前向きになり、走りに集中力が出てきました」と話しています。
