ITTO大和田駅前校。北辰テストの考察〜数学編。


先ずは、大問1の攻略。これに尽きます。

数学が苦手だ、という人は、入試本番まで、ここに集中して取り組んでください。

大問1の配点は、最初の見開き2ページで50点ほどです。毎年の数学の平均点が50点程度ということを考え合わせても、ここに注力するのが自然です。

数学が得点源だ!とか、中上位以上の高校を目指している人は、更に上を狙いたいところですが、、!

それにしても、大問1の完成は必須です。


ここ数年は、単純計算だけで、8問32点出ています。簡単な文章問題、ほぼ計算問題と言えるくらいのものも加えれば、更に、得点の上乗せも、難しくありません。

単純計算と簡単な文章問題の攻略で、60点を取ることは、さほど難しくないと思います。が、70点レベル以上を狙うとなると、かなり大変です。

基礎基本のミスは許されず、ちょっとした応用問題も、確実に得点に結び付ける必要があります。70点とは、その様なレベルになります。心して取り組んでください。


図形の計量、つまり、図形でも、計算に関わる問題です。角度や面積・体積、比の問題や三平方の定理や円の性質に関するもの、などが上げられます。広い意味での計算問題を自分のものにしたいですね。


関数に関わる問題も多いですね。苦手のままにしておくと、得点の伸びが期待出来なくなります。一次関数を中心に、しっかり振り返っておきたいですね。


資料系の問題も侮れません。各学年の最後の章で学習した(する)筈です。最低でも、基本用語の確認はしておいてください。出来れば、軽くで良いので、ワークの見直しくらいは、やっておきましょう。


作図や証明、関数の総合問題などは、かなり難易度が高いですね。取り組むこと自体は、悪くないと思います。が、あまりに力を入れすぎるのは、どうなのかな?って思います。自身の学力レベルと相談しながら、学習の配分に注意したいですね。


埼玉の公立高校の入試で、数学の過去最低平均点は、36点です。因みに、理科も、30点台の年がありました。それくらい、ちょっとしたことで、数学は、かなり、難しくなります。それも考慮に入れて、日々の学習に励んでください。頑張ってやっていきましょう❗️