ITTO大和田駅前校。コスパ。ウチの娘はピアノをやっていた。音大まで行った。が、音大卒業以来、全くと言っていいほど、ピアノは弾いていない。きっぱりピアノは辞めた。ピアノとは全く関係ない仕事に就いた。今もその仕事を続けている。もう10年になるか。音大まで行ってピアノをやっていたのだ。下手は下手なりに弾ける。が、その域を出ない。食べていくことは難しいだろう。趣味にするしかない。娘にはその選択肢はなかったのだろう。自身の決断として、ピアノのない生活を選んだ。それを見守るしかない。何が言いたいか? 日本では、仕事として考えた場合、芸術とスポーツはコスパが、あまりも良くない、と言うことだ。趣味として、好きなこととしてやるのは良い。が、一定以上踏み込んでやるには、、。その点、学習のコスパは極めて宜しい。成績が中上位以上になれば、中上位以上の上級学校に進学出来、そのまま、中上位以上の会社(何をもって中上位とするか?) に行ける。本気でやるなら、教科学習を本気でやりたい。部活や特定の習い事で、日々の生活が埋め尽くされている生徒を多く見てきた。今も見ている。全力でサポートしてきたし、今もしている。が、疑問も感じ続けている。スポーツ選手の引退後の人生設計が問題になることも多い。売れない芸人や役者も居る。好きでやっているのだから良い、余計なお世話、と言うことだろう。が、どうしても気になって仕舞う。好きで出来るを仕事にするもの良いとは思う。が、出来るを仕事に、好きは趣味にする。その方が、精神衛生上も良いと思うのだが、、。教科の学習に本気で取り組んで欲しい。教科の学習に於いても、出来るをとことんやって、将来の仕事に繋げて欲しい。また、出来なくても良いので、好きな教科も楽しくやっていって欲しい。そんなことを、いつも考えている。ちょっと変わった爺さんの独り言でした。