ITTO大和田。出来ないといけない? 塾に通おうと思う、一番のキッカケは、「成績が思う様に良くならない」ではないでしょうか? 分からない→テストの得点が取れない→通知票が良くない、、、 この流れでしょうか? 不得意、苦手、それを克服したいと考えて、塾に入ろうとする。マイナスからのスタートになります。その発想も、自然で普通だとも思います。が、それだけで良いのでしょうか? 

苦手な科目、先ずは、平均点くらい、50点くらいを目指しましょう。テストは、全ての問題が一様に難しい訳ではありません。大雑把に言って、半分が易しくて、半分が難しいですね。で、50点くらいを目指すなら、当然、易しい方の半分を仕上げましょう。基礎基本を、徹底してやれば良いのです。ここで、難しい方の問題は、一旦無視します。学習の際も、テストの時も、です。50点の問題に集中して学習して、50点の問題に集中してテストを受ける感じです。で、目標の50点くらいが、間違いなく取れる様になったら、次のレベルを目指していきます。大事なのは、◯を取り切ること、手を付けたものは、必ず◯で終わらせることです。中途半端が一番ダメなヤツです。ちょっとだけ手を付けて、分かったつもり、出来たつもりで、結局、得点に繋がらない、という様なことのないようにしましょう。

先に言った、「それだけで良いのでしょうか? 」についてです。

高2か高3になると、進路も考えて、科目選択をします。多くの人が、理数系を外したと思います。良く言えば、得意な科目を選んだ!と言えますが、悪く言えば、苦手科目、出来ない・分からない科目を外したと言えます。どちらかというと、後者の方でしょう。数学が無理なので、外す⁉︎ ということでしょう。つまり、出来ない・苦手を外すのです。大人は、皆、出来る・得意で勝負しています。敢えて、出来ない・苦手で勝負しません。自虐的な人は分かりませんが⁉︎  何が言いたいか? どうせ捨てるだろう苦手に集中するのではなく、将来の武器になるものに集中すべきだということです。苦手をそこそこやり、得意をとことん伸ばす。そんなイメージが良いと思います。あなたの得意は何ですか?