なったま
こんにちは人生の午後を面白おかしく暮らすカウンセラーの鶴田です。 僕がまだ若かりし大学生の頃に、食事のつく寮に住んでいたのですが、この寮、大学の中にあったためか昼食も出してくれました。 事前に献立を見て、食事を止められるので、戻って食べるかどうかは学生次第なんですが、僕はビンボーだったので、とても評判の悪い”もりそば”以外は、ほぼ毎日寮に戻って食べていました。 ”もりそば”は、カレーライスを盛るようなでかい器に、若い男子学生の胃袋に応えてドーン!と大盛りの茹でた蕎麦がただただ盛られている、というシンプルなメニューです。 昼食時に戻ると、すでに食堂のテーブルの上に準備されているため、なんというか、のびつつもちょっと乾いていて、箸をつっこんで持ち上げるともれなく器もついてくる、みたいなシロモノでした。 そんなダイナミックな寮食で、賛否両論だったのが、”なったま”です。 納豆と玉子、の略なのですが、寮食スタンダードのどんぶり飯と味噌汁、そして”なったま”、あとはテーブルに共用の醤油と刻んだ長葱の皿、鰹節の削り節の皿があるのみです。 納豆と玉子、薬味、醤油をしっかりかき混ぜて、ご飯にかけて更にかき混ぜて、一気にかっこむ! 思い起こすに、ハタチ前後のヤングメーンにとって、”なったま”は、確かに飲み物でした。カレーも。 まあ、シンプルすぎて、学食でカレーとか食う方がまだいい、という一派は確かにいたような気がします。 さて、そんな僕にとって、”なったま”は、すでに過去のメモリーです。 元ヤングメーンの胃袋は、”なったま”もカレーも飲みもじゃないよ、と言います。 しかしゆっくり食べると、これ、けっこう飽きるんですよね。 ヒトの味覚はひどく飽きやすいらしく、均一な味だとすぐに美味しいと思わなくなってしまう、という話もあるらしいですし、一気に流し込む感じでないなら、ちょっとずつ薬味を足しつつ、というのがいい気もします。 ところが近年すっかり薬味なし派になっているもので、何かひと工夫を、と思い、なったまうどんで使っている技をご飯にも応用してみようと思いました。 あ、なったまうどんは納豆と玉子と市販のそばつゆ(三倍濃縮くらい)を混ぜたところに、冷凍うどんをお湯で解凍して入れる、というシンプルなもので、当家の定番手抜きメニューであります。 玉子の白身がしっかり混ざらないと食感が微妙なので、そこをきっちり混ぜるうちに、黄身の部分をよけて納豆白身で混ぜることが多くなり、仕上げに黄身を乗せると見かけもいい感じなので最近では黄身白身を完全に分けて作っています。 こんな感じ というわけで、当家の食卓における、”なったま”シーンで黄身白身の分離提供が開始されました。 以下が、現時点での正確なレシピ(?)です。 1.玉子を黄身と白身にわける。 2.納豆を納得するまでよく混ぜる。(この際に醤油等は控えることをお勧めします) 3.白身を投入して、いい感じに泡立つまで、さらに混ぜる。 以上です。 分離式なったまは、世の中的にもあるみたいですが、白身でメレンゲ立てるとかよりも簡単なので是非お試しあれ。 以下は完全に蛇足な食べ方例です。 4a.炊きたてご飯に白身納豆、醤油をかけて食す。 5a.途中から黄身をオン!醤油を足しつつ、黄身と混ぜながら食す。 これを”なったま”を楽しむための王道とするならば、以下はTKG寄りの邪道ですが、これもまたよし、です。 4b.炊きたてご飯に黄身をオン!軽く醤油を(できるだけ少量、どちらかというとご飯側に)かけて食う。 5b.途中から白身納豆、醤油を足しつつ、黄身と混ぜながら食す。 よーし、ご飯炊こう。カウンセリングルーム気分向上委員会https://kibun-kojo.com