セルフでリハビリをする。 | 歩む会 Andante

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脳性まひのことや、日々の思いを綴ります。

リハビリといったら専門職の人にやっていただくことを思いつくかもしれないが、
脳性麻痺など小児からあるものに関しては、成人になるとなかなかしてもらえるところがないこと。
疾患によっては、医療保険内では制限があり人によっては難しくなることがある。

私は幸いにリハビリに行ってる。
いつも筋緊張を落として、体の緊張をゼロに戻してくれるのだが…。コロナ対策でリハビリがお休み状態である。
もうてき面効果が出ている。
効果といっても、悪い効果である。

リハビリがないと、体が硬くなる。痛みが酷くなる。QOLもADLも下がる。リハビリの効果を今更ながら実感する日々。
せっかく装具とって歩く練習も出来ていたのだが、これだけ空くと出来るか不安になってくる…(笑)

股関節、背中、膝、足関節など
自分では伸ばしきれない筋肉が、リハビリの先生に時々メンテナンスしてもらってたのが無くなり、硬くなる一方…。
筋肉が硬くなり、動かしづらくなり、歩きづらくなり、痛みも出てくる。
機能低下は避けられない。
リハビリでいかに維持できていたかを実感する。

自主トレも始める。自分でやるのが限界があるとはいえ、股関節もふくらはぎの方も伸び切らずロックかかってしまってる状態。かたーくなってるのが分かる。
焦る。痛みが何とも我慢できない。

テレビでやっていたタオルを使って伸ばす方法 (身長伸ばすらしいが、私にとっては伸ばせない筋肉が少し伸びてくれた気がする)
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バスタオルをクルクルと巻き、紐で縛る。それを肩甲骨あたりに入れて足も伸ばし、両手を組んで上に背伸びするように伸ばす。そうすると肩甲骨あたりが伸びてるのが実感も出来るが、しっかり伸ばせてる気がする。

しかしながら筋緊張の高くなり、周辺の筋肉のかたさによる骨のゆがみによるものは何ともセルフではどうしようもない。。
背骨の痛みが全く落ち着かなくなってるこの頃。

自分でストレッチしようとすると、片方押さえてても片方で意図とは別に力が入ってくる。力が抜けきれず伸びきれないといった問題が出てくる。
デメリットもあるが、自分でもできることをしていこう。
YouTubeなどで上がってるのは普通の身体に問題のない人用が多い分、私にとっては座りながらでもできるストレッチ法が一番やりやすかったりするのだ。

少しでも自分でできる方法をこの際に模索していきたい。

ちなみにリハビリでどうもコントロールできないのが反射である。装具してるせいか足の裏がよく痒くなる。痒み止めのクリームをいつも塗るが、自分でも掻いてしまう。その度に足が「ビクっ!」となって反射が起きてしまう。その度に足も体も一瞬辛くなるのだ。この反射は自分ではどうも出来ないのだが、反射が起きると分かっていても毎回びっくりしてしまう自分がいます(笑)

引き続き、コロナに注意しつつ、自粛しながらもう少し頑張りましょう!

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坪田佳奈