セブンイレブン振込め詐欺 | セブンイレブンの改革(錬金術)

セブンイレブンの改革(錬金術)

セブンイレブンは何故創業以来40年も増収増益を続けられたのか、その一方で何故多くの加盟店が閉店して行くのか、実態を直視しコンビニ事業の健全化を解き明かします。

スワッ、ついに事件発覚か、と思ったら振り込め詐欺の注意を促すのぼりでした。 スミマセン

東スポのスクープ記事見出しのようで、パットしませんが考えてみると一理ある。


コンビニの売上金は本部との契約で「毎日本部の口座に振り込め」と言われている。 これは絶対条件で違反するとペナルティーを徴収される。


此処までは契約上の事ですが、"送金した金はどうなるの"と考えると、どうも怪しくなる。

日本のコンビニは本家の米国式と違い、商品の仕入や売上を加盟店の資金で行ない売上計上も当然、加盟店が行なう。  従って、本部で売上計上されるのは加盟店からのチャージ料と直営店の売上金です。


これに比べ 米国式は日本でいう委託販売方式で、商品の仕入や売上を本部の資金で行ない売上計上も当然全額本部でおこなう。 

従って 商品管理上(加盟店にある商品在庫は本部のもの)廃棄商品原価にチャージを科す事や、本部に送金した現金は本部で仕入れた商品の支払に充てられて当然です。


日本式コンビニに措いて、此れを米国同様に行なっている、

原価負担をしていない本部が、廃棄商品原価にチャージを科す事や、本部に送金した現金は本部で仕入れた商品の支払に充てることは原則できない。

何故こんなに簡単な事に気づかないのか不思議でならない。


こんな仕組では、本部は金余り、加盟店は資金難となるのは当然。

言葉を変えると 「コンビニ企業の振り込め詐欺を見逃しているのは、日本社会と仕事嫌いの官僚の見逃し」 かも知れない。



振り込め詐欺
『振り込め詐欺』