思い込みの怖さ | セブンイレブンの改革(錬金術)

セブンイレブンの改革(錬金術)

セブンイレブンは何故創業以来40年も増収増益を続けられたのか、その一方で何故多くの加盟店が閉店して行くのか、実態を直視しコンビニ事業の健全化を解き明かします。

企業業績が良くイメージとして ~いい気分のセブンイレブンが、加盟店の財産(人・金)を食って業績を上げている事は有り得ない、という固定観念を変えることは難しい。 (但し、カラクリ会計による結果として、本部が架空利益を計上し、その金額を加盟店に負わせてきた事実は消す事ができない


---15年以上経過し時効となった話し---

目の前に、電車の乗降口床下とホームの僅かな隙間から人の顔が見えた、電車は動き出してしまう。

新宿の山手線ホームで私が遭遇した実話です。 この日、私は宿泊研修で大きなスポーツバックを下げて乗り換え電車を待つ列の中ほどに並んだ、満員の電車が着き降りる客を押し分ける様に乗り込む客の動きが始まった、流れが少し変だ(足元の何かを避けて乗降している)、私の前が空き電車に乗ろうとした時、その光景が目に入った、私の後ろにも並んだ客が続いている、スポーツバッグが少し気になった、人の流れから外れた場所に置き、線路に落ちたその人の肩から両脇に手を下ろしおもいきって引き上げた、少し小柄な男性だったと思う、ホームに座り込んだその人に大丈夫ですかと一声掛けて、スポーツバッグを探す、バッグを持ち発車待ちしている電車に乗り込むと直ぐ動き出した、僅かな時間だった、応援を呼ぶ時間もなく、周りも無言の時が流れた、人助けができたと電車の中で顔を上げた、意外であった押し黙って迷惑そうにして見る周りの冷たい視線が今も残っている。

その日から数年後、例の渋谷駅ホームから落ちた人を救おうと線路に降りて韓国の留学制が電車に跳ねられる事件が起きた。 暫くは渋谷のホームが怖かった、その場に私が居たなら何ができただろうと考えてしまう。


一万人の加盟店オーナーを救うことは私には出来ない、ホームから落ちた原因も解らないオーナー、ただ契約書にサインしてしまったのが自身であることに間違いない。 周りと同じ行動を執る事は易しい、社会生活の知恵でもあり否定は出来ない。 しかしいつも平穏で居られない世の中、何か事が起きたとき、起きたと周りで気付かない場合にも異常を感知する人間としての感性を持ち続けることも必要です。


出典:フリー百貨事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より

人は未知なことや、よく知らないことについて、実証的な根拠に乏しい「思い込み・先入観」を持っていることが多い。何かの理由で思い込みに狗泥し、どのような例を出されても説明をうけても、思い込みを変えない場合には、この思い込みは固定観念になっている。

固定観念と混同され易いものに、ステレオタイプな考え・観念がある。ステレオタイプは元々、判で押したような考え方や類別を意味し、多くの人が同じものを共有している状態を表す。ステレオタイプな考えは、概ねにおいて単純で底が浅く、個性に欠けるのを特徴とし、タブロイド思考の一種だとも云える。

ステレオタイプが多くの人に受け入れられるのは、物事を単純化し類型化するため、複雑な思考の努力や反省が不要で、流行などに乗って安易に受け入れが可能となる為である。またそのことから、ステレオタイプを脱して、実情に則した認識を持とうとすると、知的努力や検証の手順が必要になり、多くの人にとって、このような吟味作業や反省は負担が大きく、そのため一旦受け入れた受け入れたステレオタイプを考え直すということが困難であり、固定観念化しやすい。


周りと同じ行動を執る・見てみぬ振りをすることは日本人に多く見られる傾向、これを巧みに利用してカラクリ会計を続けてきたのがコンビニ業界の本部です。(知らずにセブンイレブンの真似をしてしまったのが他社?)

同様に、この問題でコンビニ神話等、虚像を創った陰の功労者に、****の中央大学の後輩でセブンイレブン研究の第一人者と自負する「国友隆一」氏がいる。 ステレオタイプ人に安易に受け入れられて著書の数を増やした。その著書の殆どに目を通してみたが、勿論カラクリ会計の事実はどの著書にもでてこない。  セブンイレブン研究の第一人者にしては、異常業績の最も重要なポイントを外すという考えられないミスがある。(会計知識が殆どなく、氏が説く理論の裏づけである業績、その内容分析がまったく行われていない、論客であることは認めるが会計知識のない著者の経営誌は何とも底が浅い。)

更に疑問となるのは二人の経営学で、例えば、海千山千の加盟店オーナーをどうSVは説得するか、等の行がありますが、海千山千とは正に二人の様な者を言うのであり、二人の経営学は言葉巧みで貴い教えを説くしかし自身の行為は幼児虐待・乳飲み子から如何にして乳を上手く獲るかと同じ行為、(これぞ教祖の鏡)聞く側も一歩引いて聞く心構えが必要となる、気をつけなければならない(判断は自分自身で)。


問題の解明ができても社会の固定観念(誤った社会通念)を変えて頂くことは、大変な作業と負担の掛かることです。(総ての加盟店オーナーが、この事実を知っても1万人、日本人の1/10,000にすぎない)

それでも30年の歳月を戦って拉致の事実を世界に知らせた人もいます。

国内にもコンビニ経営者という拉致被害者がいます。


思い込みから出来上がってしまった誤った社会通念、解明が進み大きく膨らんだセブンイレブンの虚像に"ほころびが"見えてきた。  これを"つくらう"(隠蔽)するのが組織として最大の目的と成ってしまった感がある。  こうして見ると経団連の副会長、公正取引協会の理事、中央大学の理事長、を****が歴任することに組織としての目的が見えてくる。

カラクリ会計の上に座っているだけの人間に、民間企業の経営手腕などありません。 あるのは加盟店から搾り取った血の現金だけです。 それでもその金受取りますか?


真実と正義を取り戻す問題で長年果敢に戦っているグループに賞賛の拍手を送ります。
裁判を闘う女・・・美と正義を取り戻せ