朝から雪見風呂 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

北京五輪で高梨沙羅が4位入賞をしていた頃、深々と雪が降り積もっていた札幌。

朝4時半から一時間かけて雪かき。

気温はマイナス10℃を下回っておるのに、軽く汗をかきます。

年始から多忙が続いた仕事もどうにか落ち着き、ここからは余ってる年休を消化しながらの2か月。

積もり積もった疲れと、雪かきの直近の疲れを癒しに行こうと、6時からふとみ銘泉万葉の湯に行ってきました。

我が家から車で10分弱で着く万葉の湯。

コロナ前まではよく来ておったが、コロナから来ておらん。

およそ2年ぶり、朝風呂に至っては2年3か月ぶりに来ました。

 

まず驚いたこと。

値上がりしてるじゃん…

以前は朝ぶろなら600円で入れたのだが、880円と280円のUP。なかなかの上げ幅。

その分、きっと何か良くなってるんだろう…と信じてお風呂に向かいます。

 

なるほど、メリットはお客さんが減った事かのぉ。

以前は朝風呂でも結構なオッサン&ジーさんで埋め尽くされてました。

今日は数えるほど。

風呂からジーサンの頭がぽつぽつと見える程度である。

何で朝の6時からこんなにオッサンがいるんだよ。と思ってたが、これなら悠々と朝風呂を満喫出来そう。

身体をゆっくり洗って、まっすぐ露天風呂に向かうかものはし。

他の風呂で体を温めてから…などと悠長な事はしません。

そのまま裸で氷点下10℃の世界に旅立ちます

扉を開ける。

おぉ、ブリザードのように降っておるではないか。

露天風呂に直行。

42・5度と表示されてる湯温だが、外気が相まってちょうどいい温度である。

いや、むしろどんどん雪が露天風呂に飛び込んでおるから、たぶん相当温度は下がってそう。

しかし冷え切った体に露天風呂のお湯が効きまくっています。

家のお風呂もいいけど、たまに露天風呂で雪見風呂もいいのぉ。

そして、他に露天風呂に人が来ない。

あまりの寒さに来ないのか?

しかし以前は雪だろうがオッサンたちがおったぞ?

あれか、これが280円の値上げの壁か?

雪の降る中、露天風呂に来る勇者たちは、280円の壁を越えられなかったのか?

今ここに来てるオッサンたちは、280円の壁などものともしない、しかし雪の露天ぶろなどと言う暴挙も犯さない、城で指示を出すだけの王様ばかりなのだろうか。

ならば、わしが最後の勇者としてこの露天風呂を一人で堪能してやろうではないか。

 

しかしゆっくり入っておったが、一向に雪が止む気配がありません。

軽く、顔だけ冷たいです。

あと油断してたが、髪が凍ってた

そりゃ氷点下の世界に濡れた髪で15分近くおったら、凍るのぉ。

タオルも軽く凍っておった。あのままにしてたら、氷点下の世界でよく見るタオルを凍らせる実験みたいになっておったであろう。

身体がほどよく温まったので、露天風呂から撤退。

15分も浸かれば、氷点下の世界でも全く寒くありません。

今のわしはサイヤ人のようなオーラに包まれております。たぶん30秒くらいは

 

着替えてからリラックスルームへ移動。

薄暗い部屋には、仮眠をとってる人たちも大勢います。

わしもリラックスチェアに座って横になる。

…いかん、これは寝てしまう。

朝ぶろは8時半までだが、それを大幅に超えるほど熟睡できる自信があります。

10分だけ休んで、あとは撤退してきました。勇気ある撤退じゃ。

 

車に戻ると、車のあった場所に雪の山がありました。

たった1時間で、わしの車を雪山に変えるとは、当別の雪、おそるべし。

そして家に帰ると、雪かきしたはずの我が家にも、容赦なく新たな雪が積もっておりました。

おのれ最強寒波・JPCZめ。

 

 

~かものはしの音楽365日チャレンジ(37/365)~

 

ときどき雲と話をしよう / KAN

 

アルバム「ゆっくり風呂につかりたい」収録の名曲。

シングル「Superfacer」に収録のライブバージョンでは、アルバムには収録されていない3番まで歌われています。


ちなみに今日は風呂の日だったらしい。ナイス偶然。