雪が積もって最初の土日。
まだまだ娘は雪が気になって仕方ありません。
わしは初日で飽きました。
既にブラックアイスバーンの洗礼を受けて、滑っておるしのぉ。
「雪合戦しよう」
と娘に誘われたので、庭で雪合戦をしてきました。
雪合戦なんて久しぶり。というか、娘とちゃんとやるのは初めてか。
たぶん、学校ではやっておるのでしょう。
手際よく、雪玉を次々と作っております。
わしは手袋をしません。
なので、そんなに雪玉を作れません。
ちょうどいいハンデになるだろうか。
娘が雪玉をストックしたところで試合開始。
ウッドデッキいっぱいに作った雪玉を投げてくる娘。
しかし、コントロールはまだまだ。
そして相手は元野球部のかものはし。
手袋をしないので雪玉を握れない。
そうだ、娘が投げた雪玉を取って投げればいいではないか。
娘が投げた雪玉を投げ返す。
しかし、さすがドッヂボールで最後まで残ると豪語していた娘。
わしの雪玉を華麗に避けます。
もうわしが投げる動作を見せた時から、右へ左へ見事なステップを見せます。
体育がそれほど得意ではないというのが嘘のような俊敏さ。
…避けるのが異常に得意な女の子っておったのぉ。
そこで、雪玉を2つ投げ始めました。
ひとつが囮で、それに気を取られてるうちにもうひとつを投げます。
これなら当たる。
…と思ったが、わりとすぐに慣れた娘。
2つめもしっかり避け始めました。
ならば3つ…と思ったが、それもすぐ慣れます。
何、この俊敏さ。
娘のレベルがここ数十分で異様に上がってる気がするんですが。
大人なので緩い球を投げておるが、元野球部の本気を見せてあげようか。
ただただ、娘が避けてわしの手が冷えていく雪合戦が終了。
もうわしの手が持ちません。
布団に避難していた相方に押し付けようと思ったが、相方は出陣拒否。小早川秀秋か。
この冬、娘が我が家での雪合戦に目覚めそうで怖いのぉ。
ぜひご近所の友達とやって欲しいものである。