我が家で雪合戦 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

雪が積もって最初の土日。
まだまだ娘は雪が気になって仕方ありません。
わしは初日で飽きました。
既にブラックアイスバーンの洗礼を受けて、滑っておるしのぉ。
 
「雪合戦しよう」
 
と娘に誘われたので、庭で雪合戦をしてきました。
雪合戦なんて久しぶり。というか、娘とちゃんとやるのは初めてか。
たぶん、学校ではやっておるのでしょう。
手際よく、雪玉を次々と作っております。
わしは手袋をしません。
なので、そんなに雪玉を作れません。
ちょうどいいハンデになるだろうか。

娘が雪玉をストックしたところで試合開始。
ウッドデッキいっぱいに作った雪玉を投げてくる娘。
しかし、コントロールはまだまだ。
そして相手は元野球部のかものはし。
手袋をしないので雪玉を握れない。
そうだ、娘が投げた雪玉を取って投げればいいではないか。
 
娘が投げた雪玉を投げ返す。
しかし、さすがドッヂボールで最後まで残ると豪語していた娘。
わしの雪玉を華麗に避けます。
もうわしが投げる動作を見せた時から、右へ左へ見事なステップを見せます。
体育がそれほど得意ではないというのが嘘のような俊敏さ。
…避けるのが異常に得意な女の子っておったのぉ。
 
そこで、雪玉を2つ投げ始めました。
ひとつが囮で、それに気を取られてるうちにもうひとつを投げます。
これなら当たる。
…と思ったが、わりとすぐに慣れた娘。
2つめもしっかり避け始めました。
ならば3つ…と思ったが、それもすぐ慣れます。
何、この俊敏さ。
娘のレベルがここ数十分で異様に上がってる気がするんですが。
大人なので緩い球を投げておるが、元野球部の本気を見せてあげようか。
 
ただただ、娘が避けてわしの手が冷えていく雪合戦が終了。
もうわしの手が持ちません。
布団に避難していた相方に押し付けようと思ったが、相方は出陣拒否。小早川秀秋か。
この冬、娘が我が家での雪合戦に目覚めそうで怖いのぉ。
ぜひご近所の友達とやって欲しいものである。