続・どんちゃん騒ぎしてくれますか？

友人宅で朝食をご馳走になって、なぜか置いてあった野球盤で遊びながらふと時計を見ると、そろそろ東京行きの飛行機が出る頃じゃのぉ。たまには空港でも遊びに行きたいのぉ。ほら、昨日の式に来てた人たちにも会えるかもしれんし～。

…ということで、昨日の酒が残ってたのかそれとも暴れっぷりが足りなかったのか、勢いに任せて石見空港へ。
朝の東京行きが飛び立つ時間帯とあって、普段は閑散としてる空港内も適度に混んでおった。まさにいつ閉港に追い込まれるか時間の問題と噂されるに相応しい混みっぷりであった。

搭乗待合室に既に人が大勢おった。飛行機に乗るわけにはいかんのでそれ以上は入れないんだが、分厚いガラス越しに中の様子を伺ってみると

…おおっ、おったおった。昨日式を挙げたばかりの新婚カップルが。

この中のどっかにおるんで探してみよう

「お前ら、何しにきたん？」ばかりに驚いておったご様子。何か色々言っておったようだが分厚いガラス越しでさっぱり聞こえません。きっと喜んでくれてたに違いない。
わしらはただ朝の散歩と昨日の友人たちに会いに来ただけだというのになんと言う偶然。ただよく考えたら、昨日のアウェー組の暴れっぷりからして、こんな朝早い便には乗らんだろうねぇ。
いや、決してそれも分かってて新婚旅行先が箱根だと知って、それならこの便に乗るだろうと冷やかしに来た訳じゃないからね。
ただ、そんな言い訳も厚いガラスのせいで伝わらんかった。

搭乗時刻になっていよいよ出発した二人を更に見送るべく、今度は空港屋上へ。ここから飛び立つ飛行機を見送る事が出来る。
新婚の二人の飛行機が無事飛び立つようわしらがここで見送ろうではないか。なんと言っても今までわしが乗った飛行機は落ちた事が無い。そんな強運のわしに見送られれば、初飛行機の新婦も安心してフライトを楽しめるに違いない。

飛行機が滑走路の端まで移動して、そこから一気に加速していよいよ飛び立つ。なぜだろう、わしはこのタイミングでいっつも色んな飛行機事故を思い出して、なぜか新聞一面に載った飛行機の残骸の写真を想像してしまうのだが、今日はそんなことなかった。乗らなければ大丈夫。というか縁起でもねぇ。

飛行機は無事に離陸に成功。しっかり箱根八里を楽しんで来て欲しい。



そのあと蟠竜湖へ行ってきました。

こんな悲惨なプーさんが…

モ、モザイク処理が必要ですか？