胃腸の反乱 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

昨夜の話になりますが、妙な胃痛に襲われたかものはし。 胃というか腹というか、とりあえずその辺。 食べたものが胃から動かない感じで苦しいので、とりあえずこれは寝てしまえ…的な解決策に打って出ました。

ところがどうしたことでしょう。 横になったところ、下に逃げ場がないと悟ったか、胃の中で消化を待っている食べ物たちが一斉に上の出口に上がってきたではないか

いかん、ここで吐くわけにはいかん。 とりあえず仰向けの体勢では敵の攻撃を抑えきれないと判断し、体勢をうつ伏せに。

するとどうだ。 今度は腹に溜まってる何らかのものがここぞとばかりに反旗を翻す。 そしてあろうことか、上に下にと出口を求めて移動を始めたではないか。

うおおっ、マジか。 下はどうにか耐えられる。 しかし上がどうにもならん。 さっきから出口を求めて騒動を起こしている胃の住民たちの生活地域に腹の住民まで押し寄せて人口密度が一気に上昇。 そして新天地を求めて胃の住民たちが再びコロンブス気分で上の世界を求め始めたではないか。

そうはさせるか…とばかりに、今度は体勢を横向きに。 どういう理屈かは分からんが、とりあえず横向きになると胃の住民たちも旅立ちを諦めたように大人しくなりました。 どうも右に体勢を動かすとジワジワと侵略の気配を見せるものの、左だと大人しくなります。 胃や腸の何らかがどうにかこうにかなっておるんでしょう。 わしには分かりません。 その辺の医学博士に聞いてください

しかし、あまりに体勢を変えながら身体を硬直させて堪えておったせいか、今度は背中の筋肉が何だか痛い。 横向きの体勢では埒が明かないと見た胃の住民の仕業であろう、まさかの援軍を得たようで背後から予想もしないこの攻撃。 朝倉攻めの最中に、背後から浅井勢に迫られて危機に瀕した信長の気分である。 わしには小豆を送ってくれる人はおらんようです。 送ったところで今のわしは、食べ物など見たらそのまま胃の住民が一気にFlyAwayしちゃいますが。

しばらく耐え抜いておったら、そのうち眠気を催してそのまま眠ってしまいました。

起きたら何とも無くなってました。 どれもこれも、わしの日ごろの行いじゃのぉ。