昨日の話になりますが、夜に札幌ファクトリーの巨大ツリーの点灯式へ。
いよいよ札幌も冬になるんじゃのぉ。
冬になると、どこもかしこもイルミネーションで彩られ、すっかり感覚がマヒしてしまいますが、一発目で見るイルミネーションはキレイです。
サンタもえんとつに登り始めました。
点灯式の余波で、ファクトリーに溢れんばかりに人がおりました。
どうせフリマをやるのなら、こういう時にやれればいいと、炎天下で灰になりながら売ってた人を思い出しながら、ふと思いました。
まぁ、今度は雪だるまになってるかもしれんが。
昨夜、四半世紀にわたって使い続けたわしの学習机を捨てました。
初めての子とあって、両親がちょっと素材のいい机を買ってくれた小学校入学時。
それ以来使い続けたとあって、やはり素材のいいものは長持ちするんじゃのぉ。
幾多の引っ越しを繰り返してきたわしの数少ない長年の友人を捨てたその呪いだろうか。
今日のお仕事では、やたらと転倒。
雨でスリッピーになっておるのもあるが、どうも新しい靴がよく滑る気がする。
ある程度、慎重に仕事をしておったのだが、とある家の前で、豪快に転倒。
それはそれは、空を飛ばんばかりの転びっぷり。
バナナの皮を踏んだって、あそこまで転倒は出来るもんじゃありません。
あれを見る人が見れば、わしは即座に新喜劇のエースになれるのではなかろうか。
そんな宙を浮かんばかりに転んだのである。
受け身すら取れません。
思いっきり、左腕の肘から落下。
まともに肘から体重を乗せて落ちたので、肘と共に肩もちょっとおかしい。
腕が上がりません。
今、先生から数学の問題を出されても、わしは挙手すら出来ません。
先生に当てられないように、身を小さくしておることでしょう。いつものように。
更に左手の薬指と小指に大きな擦り傷。
血がボタボタ出てきます。
仕事が続行出来るのか?と思っておったが、その家からお婆様とお子様が登場。
すぐに絆創膏を持ってきて、貼ってくれました。
わしが勝手に滑っただけなのに本当に申し訳ない。
お婆様は言葉が不自由な方らしかったが、とても優しい方でした。
そしてお子様が手話でわしとの会話をやりとりしてくれました。
わしはお礼を言いながら頭を下げるくらいしか伝える方法が無かったが、とても有難かったです。
わしも一応、ひとつだけ手話は知っております。
かのノリピーが『星の金貨』教えてくれました。
「私は、あなたを愛してる」
この場では封印しておいた。知ったかぶっちゃいかんからのぉ。
しかし、薬指は相当ハデにケガしてしもうたのぉ。
来週までには治っておるじゃろうか。
カサブタまでちゃんと剥がれておいてくれないと、来週に迫った指輪交換でわしは血を見る事になりかねんぞ?