お兄ちゃんの品格~小樽旅行編~ | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

広島から、弟がやってきます。
北海道に来て3年半。
ついに、我が家最初の肉親の来北。
良かった、わしは忘れられた訳じゃ無かったんじゃのぉ。



ということで、新千歳空港に迎えに行ったかものはし。
数週間前に北海道へ来るというメールがあって、数日前に到着時間を電話で確認して、それ以降、全く連絡を取っていないこの兄弟。
兄弟の信頼関係の為せる業か、よほど面倒臭がりなのか。



定刻の12時半をちょっと過ぎて、姿を見せた弟。
北海道で生まれて、30年弱ぶりに北海道の地を踏む弟。
これは北海道を満喫して貰わねばならん。
わしのお兄さんとしての力量が問われております。
よし、まずは腹ごしらえじゃ。
北海道らしいものを食べて、観光気分を存分に味わってもらおうではないか。



まさかの、花畑牧場
ある意味、北海道らしさ満載。若干ブームが過ぎ去ったとしても。
ホエー豚丼を注文。
わしも食った事が無かったのだが、弟にかこつけてこの店を選んだ訳ではありません。断じて。
更に食後に、キャラメルソフトパフェも注文。
弟にかこつけて注文した訳では(以下略)





そして、いよいよ千歳空港から出発。
やはり広島と比べて格段に涼しく感じるらしい。
今日は気温的には広島ともあまり変わらないのだが、梅雨が無いのは大きいのぉ。湿度が違う。
そして、道路の広さや標識などに初々しい反応を見せる弟。
わしも北海道に来た頃は、些細な事で喜んだものである。
それを思えば、わしも随分北海道に染まってきたんじゃのぉ。



高速道路でやってきたのは、小樽。
写真を撮る気満々の弟。
初の北海道観光である。定番どころをどんどん回って行くとしよう。



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まずやってきたのは、定番中の定番、小樽運河。
初の北海道観光で写真を撮りまくる横で、写真を撮りまくるお兄ちゃん。
わしだって、観光地に来たら血が騒ぎます。
2人揃って、どっから見ても観光客じゃのぉ。
一方が札幌在住と言っても信じて貰えそうもありません。



そして駅前通りから都通りを抜けて、観光コースをぐるりと回ったかものはし。
そしてルタオで小休止。
ドゥーブルフロマージュを食べるかものはし。
小樽らしいもの…ということで選んだルタオ。
決して、わしが食べたかったから寄った訳では(以下略)



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メルヘン交差点



 



オルゴール堂を見て、そろそろ夕方、今度は札幌へ。
お土産に白い恋人を買いたいということで、せっかくだから本店に行こう…と、白い恋人パークへ。



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時間が合えばバイキングもいいのぉ…と思ったが、間に合わんかった。
コンサも練習しとらんかった。
弟が喜んでくれれば、それだけでいいんです。別に残念だった訳ではありません。断じて。



 



そろそろ夕飯でも食うかのぉ…ということで、スープカレーの「サムライ」へ。
いつも混んでおるんだが、不気味なほどに人がおらんかった。
日ごろの行いの為せる業であろう。さすがわし。
どうやら観光雑誌で、スープカレーの食べ方を勉強してきていた様子も弟。
そんなもんが雑誌に載っておるんじゃのぉ。
わしも観光客時代に初めて食った時は食べ方が分からんかったが、便利な世の中になったものよ。



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夕暮れに近くなってきたので、そろそろ今日の観光の締め…ということで、大倉山へ向かったかものはし。
金曜・土曜の夜間のリフト運行が始まっている大倉山。
ここからの夜景を見るべく、リフトに乗って展望台へ。



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ジャンプ台そのものが本州ではあまり見ない事もあって、興味を引いていた模様。
もうすぐ日も暮れそうだったので、日暮れまで展望台で待つかものはし&弟。
そして日が暮れると、眼前には札幌の夜景が。



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やはり、これはいいのぉ。
やや霞掛かっておったんで遠くは見えんかったが、やはりキレイじゃのぉ。
つくづく、いい街に住んでるのぉ…と、改めて感じてしまいます。



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あとは、弟をホテルに連れていって、車ごと渡して地下鉄で帰ってきました。
明日は富良野・美瑛に行くらしい。
わしが案内してあげたいところだが、明日は仕事のかものはし。
我が家随一の方向感覚を誇る弟の健闘を期待したいものである。