秋、滝野すずらん丘陵公園にて | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

せっかくのお休み、異様な早さで散り行く紅葉を少しは拝んでおかねばならん…と、紅葉見物に滝野すずらん丘陵公園へ。
山奥っ子のかものはし。山道を車で登っていくと道脇の木々も黄や朱に染まり、テンションが上がってきます。
天気は悪いがこれだけ染まってれば上等ではないか。

滝野すずらん公園へは初来園のかものはし。
…まさか、駐車料金を取られるとは思いませんでした。しかも400円も。
まだ朝早いせいか、ほとんど客もおらんというのに、はるばる山道を走ってわざわざ来たわしらを全く歓迎の素振りも見せないこの所業。
モエレ沼でも旭山でも、道内の公園なんてほとんど駐車料金なんか取っておらんではないか。何でこんな山奥で駐車料金を取るんですか?

釈然としないまま、それでもせっかく来たのだからと公園を散策。
なかなか歩くには広いこの公園。他に客もいないのでのんびりと紅葉を楽しめます。

わしの日ごろの行いのお陰でしょう。雨が上がって雲の隙間から日差しさえ顔を出し始めておった。
やっぱり紅葉は、お天道様に当たった方が映えるからのぉ。

このすずらん公園。予想以上にキレイに整備された公園でした。
木々や芝生、遊歩道に小川に橋に、自然をしっかり残しつつもキレイな公園。さながらゴルフ場を歩いてるような感じである。
紅葉もキレイだし、何でみんなこんないい所に来ないのだ?そうか、やっぱり駐車料金か

歩いていくと、右手に「不老の滝」、左手に「アシリベツの滝」という分かれ道に。
まずは不老の滝へと行ってみることに。

こっちに来ると、道はほとんど整備されておらんかった。
ただ、それが逆にいいのぉ。落ち葉を踏みしめながら山道を歩いていく感じで。
…まぁ、雨上がりの山道なので、靴はずぶ濡れになってしまうが。
しかし元益高弓道部登山支部長としては血の騒ぐこのシチュエーション。
思わずハッスルして山に登ってみたくなるのぉ。いくつになってもこのときめきは忘れられません。
しかし最近は『立ち入り禁止』を守るようになっただけでも、大人になったもんだと思います。
山の中へ

そして不老の滝に到着。
ちょっと遠目からしか見られないが、雨の影響もあって結構な水量。
滝の方からはマイナスイオン満載の涼しい風がそよそよと漂ってきます。
うちのマイナスイオンを出す扇風機などとは比べ物にもならんくらい癒されました
不老の滝
不老の滝

そして来た道を戻って、今度はアシリベツの滝へ。
こっちの道は整備されておりました。多分、こっちがメインの名所なのでしょうな。ようやく何人かの通行人とすれ違った。
そして道なりに歩いていくと、目の前に赤い橋、そして大きな滝が飛び込んで来たではないか。
アシリベツの滝
アシリベツの滝

おおっ、すげぇのぉ、こりゃ。
日本の滝百選にも選ばれてるらしいこのアシリベツの滝。
不老の滝よりも近くに行けた分、ものすごい迫力と轟音を立てて水が落ちております。
あの下で修行などしたら確実に死にそうです。わしの場合はまた首の骨が折れるのは免れまい。

ゆっくり見ることが出来たが、マップを見るとどうやら有料エリアというのがあるらしい。
どうやら子供用のアスレチックとかがある公園らしいが、わしが見る限り、どうもこれはわしを呼んでるとしか思えません
これはいつか挑戦しに来なければならないようです。
他のチビッコたちが来る前に