成長。

時間の経過に伴い、以前より大きくなること。

成長することは、良いことだとされる。

 

効率。

単位時間あたりに獲得できる量のこと。

同じ時間でより多く獲得できることが、良いことだとされる。

 

 

 

多くの人が、それを善だと信じて、努力してきた。

 

子チビのころから、

誰が早く走れるとか、

誰がテストの点数が高いとか、

誰が強いとか、

誰がキレイとか。

 

大人になったら、

誰がいくら稼いでいるとか、

誰がどれだけの影響力を及ぼせるとか。

 

年配者であれば、

何歳まで生きたか、とか。

 

いわゆるスピリチュアル的な会話でも、

低次元より高次元のほうが良いとか。

早く悟りを得るのが良いとか。
カミに近づくには、もっと浄化が必要とか。

 

 

 

僕の場合、

どれだけ熱い風呂に長く浸かっていられるか?、

ということを連想する。

 

41度、42度、43度、45度、...。

 

僕の父親は、熱い風呂が好きで、

多分45度くらいのお湯に漬かっていたが、

僕は熱い風呂は苦手で。

 

父親が入った後、

大量の水を足して風呂に入ったものだった。

 

 

 

 

 

以前から、

どこまで行けば、みんな納得するのだろう?、

と思っていたが、

もうそろそろ終わりそうかな。

 

 

みんな、それを良いことだと思ってきたし、

それを懐かしむ人も多いことだろう。

 

 

苦しくも楽しかった、地球の思い出だ。