関西独立リーグ応援ブログ 無死満塁でキャッチャーフライ
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第34回  関西独立リーグ開幕戦ルポ その2



試合の途中、席の後ろで元気なオッチャンらしき声がするので、

振り返ると、石毛さんがいるじゃありませんか。

関係者らしき人とご挨拶したり、ファンの撮影に気軽に応じたり、

サービス精神満点な感じでございました。

関西独立リーグ応援ブログ 無死満塁でキャッチャーフライ-石毛



一つの場所に止まっていられない落ち着きの無い私は、内野席を徘徊。

バックネット裏の上段で発見致しました。

あのスウィーツ界の帝王、元横綱の大乃国親方。

そういえば大阪場所の途中だし、フラッと観戦に来られたのでしょう。

関西独立リーグ応援ブログ 無死満塁でキャッチャーフライ-大野国



試合は神戸の打線がつながりはじめ、着々と過点。

8回表、神戸の攻撃中に吉田えりちゃんが3塁側ファールグラウンドに登場。

試合そっちのけで3塁スタンド前列に群がるお客さんの群れ、群れ、群れ。

去年まで普通の女子高生だったのだから、これだけの観衆に見つめられては

緊張して当然なのに、堂々とピッチング練習を始めるえりちゃん。

・・・肝が座ってます。

スターの可能性を感じる瞬間。

球界の宝かもしれません、えりちゃんは。


そしていよいよ9回裏、えりちゃんがマウンドに。

湧き上がる歓声、喜色満面のオッサンの顔、顔、顔。

チームのメンバーはもちろん、観客全員が祈るような気持ちでえりちゃんを見守る。

その目線は「妹の発表会」を見つめる優しいお兄ちゃんに近い。

おそらく、プロ野球史上で球場全体がこんな空気になったのは初めてだろう。

そこが一番面白かった。

あり、だと思った。

こんなプロ野球があってもええやんか、素直にそう感じた。
↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=9LWH3PXHkZU


結果は、2打者に対して四球と三振。

ストレートが100キロに満たなくても、三振という結果を出した。

現役女子高生ですよ、えりちゃんは。


オレがNPBのチームの監督なら、絶対来年獲りにいくけどなあ。

あの野球狂の詩の水原勇気のように、1打者限定で使ったら面白い。

それだけでも銭はとれる。


ヒーローインタビューで8回まで大阪を零封した西川投手が、

「どんな気持ちで投げていましたか?」という質問に、

「えりちゃんにつなぐことだけを考えてました」と返して笑いをとっていた。

なかなかええキャラしてはります、西川君。


最後に。

関西独立リーグ、いろいろ課題はあるだろうが、

これはもっていき方によったら、かなり面白くなると感じた。

また追っていろいろ思うところ書いてみたい。

今回はこの辺で。



第33回  関西独立リーグ開幕戦ルポ その1



3月27日金曜日午後4時30分、天六の事務所を出て地下鉄に乗る。

行き先はもちろん、京セラドーム。

関西独立リーグの開幕戦がいよいよ行われるのだ。


ドームに行くのは、去年の清原和博の引退試合以来。

あの時も球場に着くまでドキドキしっぱなしだったが、

今回もけっこうワクワクしていた。

誰が何と言おうが、日本野球界の新たな歴史の1ページが今日開かれるのだ。

野球ファンで良かった・・・。

ドーム駅に着くのがもどかしく、車内でソワソワしてしまいました。


球場に着く。

一番気になっていた客入りだが、予想よりはずっと入っている。

プリデンシャル生命プレゼンツ、関西独立リーグ開幕戦。

・・・なるほど。

保険営業マン総動員で集客かけたのかも。

客席にはそれっぽいスーツ姿の方が結構いらっしゃいました。


関西独立リーグ応援ブログ 無死満塁でキャッチャーフライ-セレモニー



17時半過ぎから、全球団参加の開幕セレモニーがスタート。

えりちゃんが現れた瞬間、一斉に写メールのフラッシュがたかれる。

「えりちゃーーーーーーーん!!!」

客席のオッサンというオッサンが笑顔満面、とても嬉しそう。

もちろん、私も。

こういう「ほんわかムード」は普通のプロ野球では味わえんぞ。

姿を現しただけで、空気が変わる。

そういう意味では、すでに大物ですな、えりちゃんは。


石毛さん、橋本大阪府知事の挨拶、国歌斉唱などが終了し、

橋本知事による、始球式。

バッターはなんと浪花のロッキー、赤井英和。

しかも、1球だけでなく、1打席勝負。

橋本知事、さすがラガーマンだけあって、ええ球ほります。

赤井、豪快な三振で勝負あり。

こういう演出は関西独立リーグらしくてGoodです。


午後6時15分、いよいよプレイボール。

大阪・土肥、神戸・西川の両先発の投げ合いでスタート。

小粒な選手が多いのは否めないが、一生懸命さは伝わってくる。

細かい試合経過は書かないが、えりちゃん登場までの感想は、

やはり選手の事前情報が少ないので、感情移入が難しいということ。

それぞれのキャラクターがわかれば、もっと楽しめるはず。

例えば、アメリカ独立リーグを渡り歩いた大阪の佐々選手などは、

関西独立リーグにたどり着くまでのストーリーをもっとアウトプットすべき。

いいキャラしてそうなだけに、非常にもったいない感じがした。


試合は両先発の好投が続く中、中盤に入って神戸が先制する。


(次回へ続く)

第32回  いよいよ明日、開幕!!!


いよいよ明日、関西独立リーグ開幕戦

大阪ゴールドビリケーンズvs神戸9クルーズが京セラドームで行われる。

もちろん、私も生観戦に行きますよ、ええ。


見所はやはり予告登板の吉田えりちゃんだと思うが、

特に去年までオリックスにいた平下選手との対決なんかは、

彼女のプロとしての実力を測るには最適。

ナックルで三振なんてことになれば、イッキに注目度も上がるはず。

(先日のNPB始球式の動画)
 ↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=NcUu58H60dA&feature=related



個人的には、15歳でアトランタブレーブスのテストに合格した濱岡選手(神戸)、

関西六大学ベスト9、NOMOベースボール倶楽部首位打者の平松選手(大阪)

にも注目してみたい。


ちなみに始球式を務めるのは、橋元徹大阪府知事。

知事からの応援メッセージをご覧あれ。
↓↓↓
http://www.osaka-goldvillicanes.com/hashimoto.html


明日、ヒマな方はぜひ京セラドームへ。

いざ、出陣!!!

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