続きます。


よく、私がTVなどで、枕営業があります。

と言っていますが、本当にあります。


実際、私と同じコンセプトカフェで働いていた女の子は、中小企業の事務所の社長の愛人になり、

今や人気アイドル声優になりました。

それ以前は、バンギャをやっていて、バンドマンとの繋がりがバレ、店をクビになったり、

店の裏で、お客さんの食べ残したご飯を素手で食べていたり、

撮影会で少しHな撮影やコスプレイヤーをやっていたり、

店の制服を盗んで撮影会に出たり、正直素行がよくない子でした。

だから、まさか、声優になるなんて夢にも思わなかったんです。


愛人になった途端、顔を整形して、今までのネットに上がっている撮影会などの写真は法的処置を(使ったと思われる)使い、全てなかったことにして

正統派アイドル声優としての売り出しが始まったんです。

ゴリ押しもいいところ、いい役ばかりもらって、

露出もたくさん。

レコード会社とも契約して、CDも出していました。

人の人生は、男の人、誰と付き合うか、誰の女になるか、でここまで変わるんだと、知った瞬間でした。

もちろん、その子の才能や実力もありますが、

あの不良の子が!笑笑って感じでした。


また、当時別のワークショップに通い始めていた私

教えてくれていた声優の先生が彼女と同じアニメに出演していた時期だったんですよね。


彼女と知り合いと言うと、彼女をそりゃあもう下手褒め。Twitterでも可愛がりまくりでしたが、

私たち生徒には鬼の様に厳しく、割と意地の悪い声優さんでした。

好きな声優さんだったので、人間性を知りがっかりして、ワークショップを辞めました。


また、彼女のCD発売イベントにおめでとうの意味で足を運んだ際、特典会で、


ありがとうございました😊


ってファン扱いされたんです。

たったそれだけ、一言だけ。


もう私の存在なんか知らない人みたいに。

私が声優になれていたら、こんな扱いは受けなかったろうに、と足を運んだことを後悔しました。


また別の声優さんのワークショップへ通っていた際にはコンセプトカフェなんか色もの業界で働いていたら声優になれないぞ。と馬鹿にされたので、

そんなことないじゃん。ともやもやした気持ちでいっぱいになりました。


もう一人やはり、愛人になり、声優デビューを果たした子を知っています。

その子とは同じバイト先でとてもおとなしい子でした。が、優しい子でした。

当時は小劇場の劇団に所属していて、公演見に来てください!というので、

足を運びました。公演は正直つまらなかったけど、

帰る時にその子がお菓子をくれたり、

何度も断ったのに、交通費を渡そうとしてくれたり

気遣いがすごくて、いい子だなと思いました。

けど、その子が当時入っていた声優事務所は、枕事務所で有名で枕声優の代表格と言われる様な子たちが揃っている事務所でした。

実際、その事務所の、他の子から、私は枕しなかったら除け者フレンズにされたと愚痴られたくらいです笑笑


その大人しいバイトの子も枕を断ったのでしょう。

事務所のプロフィールの欄の下の方にぽつんと写真があるだけで仕事がない、と言っていました。



数年後そのバイトを辞めてから、暫くして、元バイト先のメンバーでご飯を食べに行く機会がありました。

みんなで、会話をしていたら、彼女が国民的アニメに出ているというんです。

調べたら事務所が超大手に変わっていて、

主役や、メイン級の役にたくさんねじ込んでもらっていました。

悟りました。女になったんだな、と。


その日みんなでごはんを食べた写真やプリクラを撮影したけど、やっぱりSNSには載せないでくれと言われ、彼女も変わってしまったんだな…とせつなくなりました。


他にも声優ではありませんが、同じライブハウスで歌っていた女の子で、当時一発あてたPの女になり、PCゲーム業界で大活躍をしていた子も居ました。

合うなり、Pのことを〜くんと呼んでイチャイチャしていたので、付き合ってるのは明白にわかりましたし、

整形費用を出してもらい、整形までしていました。

やはり、どの男の人の女になるか、が重要かわかった頃には遅く、

私はPに家を追い出されました。


YouTubeの街路チャンネルでも話をしていますが

そこから、夜の仕事を始める運びになったのです。


暫くして、Pは、ずっと恋していたグラビアアイドルの女の子を、メジャーなドラマCDに声優としてねじ込んでいたので、私は利用されていただけだったんだな、と絶望の淵に打ちひしがれました。


夜の仕事で、お金を稼いで、枠を買えるくらいになろうと、思い始めたのですが、

つてと、枠を買うには10000万程度必要で、

とても私程度の夜職嬢では枠が買えないと知ったのは後の話です。


続く