昨日の続きです笑笑

読んで下さりありがとうございます。


いいボイトレの先生紹介しましょうか?

と言われたこともありましたが、

私結構いい先生に習っていたと思うので、

それも違う気がしていました。

現在アニソン歌手の一線で活躍する歌手を育てた先生、ゲーセンで流行った有名音楽ゲームのP、人世代前のアイドル声優を育てた先生、国民的アイドルグループを育てた先生、有名ミュージカル集団の先生、色々な方々に習いに行きました。

つてで、無料で習えたこともありましたし、

夜の仕事でお金が稼げる様になってたから多少高いお金を払い、つてで紹介してもらい習いにいくケースもありました。


たまにライブに出演して、歌が上手い子に遭遇すると、どこで習っているのか、とか

練習方法なども聞きましたが、あまり、ボイトレしてる子はいなく、才能か。とひしひし感じていました。


また、色々な声優さんや歌手さんのコンサートにたくさん通い見て研究もしました。(熱烈ファンか!というくらいには色々な方の現場にお邪魔しました笑笑)

ただ、あまり広い会場だと勉強にならない気がして、狭い会場のものを多く選んだ気がします。

アコースティックライブや弾き語りもとても好きでした。


けど、私自体なにか変わるわけはなく、本当に才能の世界だった様に思います。


また演技力を磨くため、小劇場の舞台に出演していたこともありました。

やはり、肩書きで期待して下さり、いい役を頂くことが多かったのですが、

いざ演じると、読み合わせはOK

けど、動いた時に、おかしい。と言われたり

急にダンスの演出が入った際に踊れなかったりして

演出家を常にがっかりさせていました。


みんなにはアイドルっぽいから踊れるかと思った


と言われましたが、小さい頃にクラシックバレエを習っていたくらいで踊りの素養はなく

更に体育の成績1か2の私にはダンスがすごくキツかったです。

毎回周りのサポートを受けて当日を迎えていましたが、

いつも、公演中の演技が酷すぎると言われてTwitterにクレームを書かれたり、演出家に大目玉を食らっていました。

また他の出演者からも白い目でみられたり。

どうして、私たちTV出れないのに、

この人は、出れるんですか?とか嫌味を言われることも多かったです。(TVはほぼ炎上商法で出た様なものだからなと思いつつ周りは理解がありませんでした)

今考えれば舞台は、色々な角度から見るから、

キャラクターの動きや所作まで作り込まなきゃいけないと思うんですが、

そこまで考えきれない未熟さが当時の私にはあったかと思います。


一度、大好きなアニメの声優さんと舞台で共演させて頂き、主役を頂いていたのもあり、

自分では、頑張ったのですが、(チケットも一番売った)

役が下手すぎたのと、ダンスができなかったので、

打ち上げで、サインを頼んだら、もっと練習することと書かれて、かなり悲しい結末になったこともありました。

声優さんにもかなりキツく色々言われたのを思い出します。

そして、一緒に出ていた、舞台初挑戦芸歴0の高校生がみんなに可愛がられていて

態度が全然違ってて期待されてるんだと悲しくなったことも。ただ、下手だったのといい役もらったのに生かしきれなかったのがいけないんですけどね。

舞台中、私が歌うシーンもあったんですが、

下手すぎると言われてそこだけ全カットになったのも強烈な思い出です。本当に向いてなかったんだと思います。


打ち上げも帰れと言われて、一次会しか参加させてもらえないことが殆どでした。


それから、他の友達の小劇場の舞台に足を運びたくさんの舞台をみました。

それ以外にも、少しレベルの高い舞台など見に行きました。


何が違うのか


必死に研究したのちわかったのは

圧倒的身体能力と運動能力でした。


舞台は、動けなきゃだめなんだと悟りました。

上手だなと思う子は、機敏に動けていたり

アクションがすごかったり

兎に角軽やかでした。


これは私は滑稽にうつるわ


と思いました。勿論、私の舞台を見に来てくれるファンの人はよかった!と言ってくれましたし、

Pにも褒められますしたが、舞台界隈からすると、

レベルが低くかったのかなと思います。


悲しかったのは友達の舞台に足をたくさん運んだのにいざ自分がやる!となり案内を出すと、

殆どの人が来てくれなかったこと。花まで出した人も何人か居たけど、誰も来てくれませんでした。(同業だと行き来し会うみたいな付き合いもあります)

期待していたわけではないし、そのために見に行っていたわけではなかったけど、

ちょっと寂しかったかな。


それから偶然2.5次元の舞台Pと知り合う機会があり、舞台をタダで見ていいから、雑用を手伝ってほしいと頼まれることがありました。

雑巾の様にコキを使われましたが、見せてもらえる舞台はどれも素晴らしく、特にアクションに特化していたので、こんなことができたらカッコいいのにな〜と憧れ、話してみたらアクションのワークショップを紹介してもらって

受けに行きましたが、やはりからきしダメでした…

先生からは途中で、この子だけ、簡単な形式の型でやろうと言われる始末でした。


また、そのPの知り合いの練習場を公開場所に改造して、発表する小さな舞台にも何度か出演させて頂きました。

インプロショーや、朗読劇。


朗読劇は、いい役が全くもらえず、もらえて台詞10くらいでした。

また、打ち上げが毎回最悪で、次の日稽古があるのに、飲みに行かされ朝まで飲まされ、

イッキなどは当たり前でした。SEXに誘われることもありました。

私は断りましたが、中には、本当に2.5次元の舞台に出してもらえると信じてSEXしてる子も居ました。そのPはのちに、Metooで訴えられていますが、地獄の様な日々であったことを覚えています。

2.5次元の受付で3日家に帰してもらえないこともあり、

このままこの人と付き合っていたらダメだと思って縁を切りました。


奇跡的に2.5次元の舞台に受かったことも一度だけありますが、

思った以上に稽古がきつかった。

ダンス中心だったのですが、全く踊れないため

毎日怒られていました。

二期生(2代目)だったので、先輩からもイジメにあいました。

わからない場所があったので聞いても


動画みたらわかるでしょ?


って言われて教えてもらえないのが当たり前でした。

でも、動画だけじゃ、どうしても踊れなくて

一緒に受かった同期の子たちに助けてもらってなんとか踊れるというか形にはなりました。


公演当日、やっぱりフォーメーションを間違えてしまいましたが、

優しい先輩が踊りながら移動させてくれて

なんとか事なきを得ました(この時点で向いてない


またそれ関係で、デカいステージに立たせてもらえる機会もありました。

ソロもあり、三日間の公演だったのですが、

1日目全く踊れずに、団長にめちゃくちゃ叱られ帰ってから寝ずに練習しました。

いつも決まって言われるのは


練習してきてないでしょ


でした。

だから、練習してる様子をTwitterに載せる様にしました。

そしたら、やっとみんなに信じてもらえましたが、

それほどまでに出来なかったし、

いつもサボってると勘違いされがちでした。


また1代目の有名声優になられたキャストの方が差し入れを持ってきて下さったことがあったのですが、それをTwitterに載せたらすぐ消す様にDMがきて、あんたなんかと同レベルじゃないし、

恥ずかしいから消してほしいと指示を受けました。

また2ショットを見たい!というファンの方々が前からいらっしゃったので、

撮らせて頂き、載せさせて頂こうとしたら、

絶対載せないでほしいと言われてしまいました。


私はもう、アニメの声優だから、と言われました。

悔しかったし、悲しかったです。


舞台はもうこりごり、と思ってそれから、舞台をやるのは辞めました。


ただ、来世は私も遊ばれないで2.5次元の舞台に出れるくらい運動神経がほしいと思っています。


続く