コスプレを5月いっぱいでお休みしたいと思います。
理由は父の寿命が長くないから、です。
プライベートな時間をコスプレではなく、家族との時間に当てたいと考える様になりました。
あと、本来趣味で楽しくやれるはずのコスプレがだんだん楽しくなくなってしまったのもあります。
被写体として、今まで色々な方に写真を撮影してもらったのもあるのですが、
お金も時間もかかる趣味なのに、下手に撮影されて、作品として残せない写真を撮られることが多々ありました。
また、そういう人に話を聞いていると、その趣味をやるだけの知識がなかったり、お金がなかったり、そもそもそこまで追求しようという意思がなかったり、単純に女性との出会いを求めているだけだったり、恋愛する相手を探しているだけだったりする人が少なからずいる様な気がしました。
私は夜のお仕事や、男性を相手にしたメイドカフェや、アイドルの経験が長いので、男性をたくさん相手にしてきました。
なので、男性のそういう気持ちとか、少なからず見えてしまう部分があったりして、でも、みなさん、私のこと検索していないのか、私に対してすごく夢を抱いて接してきたりですとか、勝手な印象で見てこられて、なんだか、その気持ちが正直重苦しかったりしました。
あと、まだAV女優だと思ってる人や、AV女優歴しか見てない人とか、AVの話しかしない人とかいて、
デリカシーのない人も数名いました。正直めちゃ傷つきました。
AVは、単体で、お金も良かったという理由でやっていましたが、そういう区別がつかない人が多いみたいで、本当に下に見てくる人や、企画ものをたくさん私に見せてきて語ってくる人などいました。
が、私はAVを心から好きじゃないから、AVを続けられなくなった人間で、
企画落ちしたくないから(企画は拘束時間の割にお金が安いから好きじゃなきゃできない。有名企画のギャラは別だけど、有名にならないと一日2〜3万のギャラの世界)
辞めた人間です。
それを私に見せるかな、って思いました。
一般の方にはその区別つかないのもわかりますし、AV女優だった過去は消えないし、消すつもりもないし、嫌でやっていたわけでもなく、
自分で決めて面接に行ったので仕方がない部分もあるのですけど、なんだかなと思いました。
(お金が貰えるのと、前の事務所でグラビア事務所だったのに、グラビア売りしてもらえず、何故かお笑い芸人の仕事を振られたので(大会などに勝手にエントリーされていた)お笑いの人にも失礼だし、なんだかな、と思って前の事務所は辞めました。グラビアで売れなかったけど、知名度は挽回したい気持ちがあり、そのために受けに行きました。)
あと中には勝手に嫌々やらされたと勘違いして大変だったねえ、とか言ってくる人も居て頭にクエッションが浮かぶこともありました。
元AV女優だから、すぐヤレると勘違いして、ホテルに誘ってくる人、そこまで親しくないのに、自分の性事情など赤裸々に話してくる人なども居ました。
お酒飲めない方なのに、会った一回目から急に手を繋いできたりする人も。
私は、AV女優でお金を頂いて、その仕事をしてましたし、Abemaやインタビューなどでも話してますが、お金を貰って男性を相手にする仕事もしてきました。
なので、その辺りの思考、非常にシビアでして、正直お金もらえないのに、なんで、そういう事やらなきゃいけないの？って思うしかなかったし、そういう対象として見られるのも嫌でした。
店に行くお金がない人が、店にはお金を使いたくないケチな人にしか見えなくて、やっぱり頭にはクエッションでした。
昔ビッチだった過去などもYouTubeやインタビューで話していますが、それは過去の話だし、相手はみんなイケメンの若い男性でした。
ので、その時点で考えて欲しいのと、
本当にそういう男性達からも酷い扱いを受けたので、もう遊びたい気持ちなど一切なくて、恋愛なしのSEXなんて無慈悲な物だとしか思ってないです。
恋愛についても、正直今は全く興味がなく、したいと思ってません。
嘘ついて疑似恋愛などする仕事もたくさんこなしてきたため、恋愛がよくわからないし、それっぽいこと言えば、相手はその気になるし。一時的に恋愛の雰囲気は作れます。なので、本当の恋愛が、正直よくわからないですし、興味がなくなってしまいました。
たくさん、男性を相手にしてきたから、男性の汚い部分もたくさん知ってるし、不倫に誘ってきたり、浮気してたりする男性は多いし、愛ってなんだろな笑笑くらいには思っています。笑笑
あとは、「被写体力」という言葉を思い知らされたのもあります。
会うと、体型について言われたりしてくる人や、スタイルに関してズバズバ物申してくる人が数名居て
現実が見えました。
スタイルがよくて、若くて可愛い人や美人な人が適している物では？と。
私はスタイルも良くないですし、10代や20代前半の様な若さなどもないので、それをひしひし痛感する出来事があったりで、ああ、適してないな！と。
写真が上手で作品として撮影してる方々が求めているものはやっぱりそこでそこは芸能界と何ら変わらない気がしました。オーディションみたいな物だな。と。
そう考えると自分は対象外すぎる、という思いが日々募りましたし、
私の肩書きからか、写真上手な方や有名レイヤーなど撮影している方々も興味を持って撮影に来てくれたりしましたが、
一度お会いしたら、もうリピートはなかったりしました。
ああ、そういうことか、と察しました。
そういう被写体力高い人と比較されたりすることもあり、趣味だけどシビアな世界だし、そもそもグラビアで売り出して貰えなかったスペックが足りない私には向かない世界なのかな、と思いが募る様になりました。
趣味で楽しくヲタクのオフ会感覚でやってる方もいるのもわかるし、そういう楽しい時間を共有できる人にも出会えましたが、
私は声優の裏事情など暴露してきた人間であり、知っているので、純粋にその話を楽しめなかったりすることがあって、みんな夢を見てるんだな、とか思ってる自分が居て価値観のズレを感じてしまうことがありました。
かと言ってそこで、実は〜とも言うのも空気壊すから言えずに、合わせるしかなくて、辛いと感じることもありました。
一緒にレッスンを受けたり、バイトが一緒だったり、仕事したことある声優さんのファンの人も居て、違和感を感じてしまうことも。
知り合いだよ、とか言うと自慢っぽく見えるし空気も止まりそうなのでやっぱりそこも合わせるしかなくて、どうしたらいいのかな、と悩むこともありました。
また、私はやっぱり、折角お金を掛けたんだから、いい写真も残したいと思うタイプなので、
完全にオフ会空気でやるのは向いてないな、と思いました。
確かに、元々芸能を辞めて、サラリーマンになり、コスプレ始めた友達に言われました。
また、コスプレ復帰しようかな！って話したら、多分おまえに向いてないよ、って。
私はその人に馬鹿にされてるのかと思ったし、仲間外れにされたのかと思って怒って彼と喧嘩して縁を切りましたが、彼が言ってたこと、今思うと合ってたのかな、ともひしひし思います。
以上の理由から、趣味が楽しくなくなり、辛くなってしまった、という気持ちが強いです。
あと、これは家庭の事情ですが、
2019年に犬、2020年に祖父、猫が他界しました。
2021年になり、父が心臓の病で長く生きられないとわかり、残された父の時間をもっと一緒に過ごしたいと感じる様になりました。
コスプレは趣味の時間を使ってやっていましたが、そこを家族の時間に変えようかなと気持ちが強くなり、その考えに至りました。
あと、コスプレがもっと自分の実になる活動になればよかったんですけど、
本当に掛けた時間とお金の割に実にならない出来事が多くて、
その時間やお金もっと他のことに使えないかしら、と思う気持ちが強くなりました。
でも、コスプレ復帰して、お酒とイケメン依存症から抜け出せたので、そこはすごくよかったと思ってます。
だから、コスプレ復帰が自分にとって全面的に悪かったか、というとそうでもなく、そこは感謝しています。
あと、今回コスプレ辞めるに辺り、あと10年後の自分の年齢や身の振り方も考えなきゃ、と冷静に考えられる様になったので、それも良かったかな、と。
コスプレに関しては今決まってるものに関しては全部やってから辞めるので、安心して欲しいのと、
楽しくやれたらと思っていますので、そちらも何卒よろしくお願いします。
わざわざ書かなくてもいいのに、と言う方もいるかもですし、
私自身も書かずにしれっと辞めようかも考えましたが、優月心菜でやった以上きちんと説明しないと今後も優月心菜でいる以上厳しいものがある、と感じたために説明しました。
未だにAVもう出さないの？なんでAV辞めたの？とか質問や問い合わせがあるからです。
これに、もうコスプレはやらないんですか？が追加されたら、大変かなと思って。笑笑
書いても読まない人は読まないし、知らないんですけど笑笑
自分のケジメとして書こうという決断に至りました。
価値観が合わない人からすれば、不愉快になった人もいると思います。
けど、私はここに書いた価値観なので本当にすみません。としか言えません。
辞めた以降は、優月心菜としては、漫画のお仕事と声優事務所のお仕事を頑張っていこうと思ってます。
アンチによく、売れてない癖にとか言われますが、それはわかっているし、売れてなくてもやりたい、と思ったのがその仕事でした。
だから、売れたら一番いいですけど、売れても、売れなくても細く長くやっていけたらいいなと思っています。
そちらは暖かい目で見て頂けたら嬉しいですし、応援して頂けたら嬉しいなと思っています。
長くなってしまったし、文章も下手で申し訳ないのですが、今の気持ちを正直に書きました。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
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