一昨日、思い立ってあるものを観に行った。
(言ってもいいんだけど何となく…)
印象的な映像だった。
その後の監督のお話を聞いていて、また再度観たくなった。
(顔のアップの映像も印象的で…。)
鼎談が、これがまた…。
感想がなかなかでてこない。
お話の中身もさることながら。
美しい人たちに出会ったというような。
観ることの意味。
観るとは何か。
人の眼。
カメラの眼とは。
映像に踊りは映らないと言われている。私もそう思ってきたけれど、踊りを映すことに成功した映像なんじゃないかと思った。
舞踏家の方のお話を聞いていたら、心にしんしんと涙の雨が降るような思いがした。言葉の風景だけが残り、あまり言葉自体が思い出せないけれど。
踊りの「場」が無い。
「場」をずっと探していた。
この出会いによって「場」が与えられた。
本当の踊りが、舞台にある訳ではない。
どんな小さな場でもいい。
踊りが成立する場。
次元は違うと思うけれども、同じことを。
身体という神殿に捧げる場