木箱屋ブログ 木箱・桐箱の北村木箱3代目 -125ページ目

仲の122(いー夫婦)

今日発売の「週刊新潮」に載っちゃいました( ̄▽+ ̄*)
週刊新潮
お誘い頂き、会社の宣伝にもなるかと思い、二つ返事でOKー!!!
全国の書店やコンビニでも売っているみたいなので、ぜひお立ち寄りの際には見て下さいネ(*^▽^*)
内容は・・・・122ページに掲載されてます(°∀°)b
ご縁を頂き、ありがとうございます。 感謝

あれから5年

今日は、祖父の命日。亡くなってから5年がたった。

5年前は九州にいた頃で、夜行にのって急いで福岡、そして小松へと、帰ってきたのを思いだす。


毎月13日(祖父の月命日)には、家族みなで、お坊さんにきてもらってお経をあげる。


祖父に感謝の気持ちとご先祖様のおかげで今があるのだということを。

安らかにお過ごしくださいと祈りをこめて。

色々な思いを巡らせながら手を合わせお経を唱える。

月に2回、お花をかえ、お墓参りをする。

感謝・感謝。

これからも日々精進して頑張ります。





楓(かえで)木箱に挑戦!

お客様からのお問合せで、はじめて楓(カエデ)の木を使って木箱を製作しました。


まずは材料探しから!

お世話になっている材木屋さんに無理を言って、探して頂きました。

材木屋さんの倉庫にはたくさんの種類の木が。

木が好きな人にはたまらない場所ですよо(ж>▽<)y ☆

その中に30年以上も寝かせた楓材の大きな一枚板がありました。

通常、国産の楓の木は市場では出回らない材とのこと。貴重です!

乾燥は十分なのですが、厚みがないのと割れがあるため、このままでは使うことができない材ということで、贅沢にも巾1m近くもある大きな板から今回の木箱に使う材をとりました。

楓(カエデ)、材木屋さん曰く、欅(ケヤキ)よりも硬かったよ!


本当に硬かったです・・・。゚(T^T)゚。

お客様との打ち合わせの最後、「北村さんに任せるよ。」

信頼され任せて頂ける嬉しさの反面、お客様に喜んで頂ける箱ができるかなというプレッシャー(((゜д゜;)))

使用したことがない材・トメ組印籠蓋・側面から底板が見えないベタ底・蓋面長手を丸く、お客様のご希望にそえるように試行錯誤の連続。

通常使用している、刃数の少ない刃で溝をいれると木がかけるので、刃数の多い刃で2度にわけての溝いれ。

割りもかけないようにと慎重、丁寧に。祈りながら・・・

使う木の素材に合わせて製作方法に微調整を加えて。

仕上げもペーパーの番数を徐々にあげ、なんとか塗装前の箱が仕上がりましたv(^-^)v
 

塗装の仕上げも通常弊社でするのは、ウレタン・オイルステイン・自然オイル・トノコ・ニスなどの塗装方法。

今回の楓木箱はなんと漆塗り仕上げ!!


石川県は、山中塗・輪島塗など漆器の伝統工芸も盛んな土地柄。

通常はそのような高級な漆器をいれる箱を作るのが弊社の仕事なのですが。

御願いして、漆塗りをして頂きました。

やはりその道の職人さんにお任せするのが一番です。

漆を塗って磨いてを何度も繰り返して味わい深い色になりました。

高級感たっぷりの重厚な仕上がりです!

 
1個からのご注文~量産のギフト箱まで。

ご予算・ご希望に合わせて1つ1つ手作りにて、心を込めて製作致します(°∀°)b

お気軽にご相談下さい。4月も頑張りますo(〃^▽^〃)o


木箱・桐箱の北村木箱株式会社