「声が生まれる」
- 著者:竹内 敏晴
- タイトル:声が生まれる―聞く力・話す力
「話しかける」「人と話す」という根本を考えさせられる本。
以前、この方の『「からだ」と「ことば」のレッスン 』という本を読んだときに、へぇー、深いなぁ、と感心。
と同時に、鴻上尚史さんの『発声と身体のレッスン 』は、竹内氏のレッスンから派生したものなのか、それとも同じ考えで別々に始まったものなのか…と思ったりも。
ともあれ、以前読んだものより、今回の本のほうが、著者のバックボーンがわかって面白い。
まともにしゃべれなかった、声に不自由していた人だったとは。
話す、ということをもっと大切にしなきゃな、と思った一冊でした。