本読みました【5冊 益田ミリさん,高遠ちとせさん,八重野統摩さん,織守きょうやさん,森美樹さん】 | メバチ母のブログ

メバチ母のブログ

旅立ってしまったセキセイインコの名前がメバチ、なのでメバチ母です。

赤ちゃんの時、目がぱっちりして、とてもかわいかったので!

病気や体調、その時々の思い、読んだ本などを記録に残したいと思います。

ベンゾ系リボトリールを1年8ヶ月で減断薬しました。

まだ読めてないけど返却期限が来そうな本、自分のあとに予約している人いないから借り直そう、と思っていたら…直前に予約数1になっていて焦る!💦ってこと、たまにあります。
今回も…、あ〜それならこちらを先に読めば良かった、読まずに返却は何か悔しいのです。


読んだ本です
『ツユクサナツコの一生』益田ミリ

マスク生活2年目の春、32歳のナツコは漫画を描く。
世界と、誰かと、自分と"分かり合う"ために…。
自分の「好き」を大切に生きる人に贈るストーリー・マンガ。


小説ではなくて、コミックです。
サラサラページを進めてしまいますが、え?ナツコさん、、、展開が衝撃でした。
もう一度読み返すと、いろいろ深いな、と。
ミリさんがナツコさんに語らせたかったこととは…?
「好き」を大切に、1日1日を大切にしたいと改めて思う本でした。




『遠い町できみは』高遠ちとせ

母を亡くした小学校6年生の翔は、父と離れて母方の実家に預けられた。
万引きを奨励する母と暮らす大也。
父との関係に苦しむ美波。
過酷な現実の波をかぶりながら明るさを失わない子どもたちが明日へ踏み出していく勇気の物語。

新着図書ですが、予約者がいなかったので借りました。
小説によくあるテーマではあります。
家の事情で親戚に預けられ、そこで出会った友との話、とひと言で言うとそういうことなのですが、サーフィンを習う事になって…、サーフィンってカッコいいけど自分絶対無理と、あまり興味もなかったのですが、やはり自分には絶対無理でした(笑)

爽やかなラストでした。
3人がいつまでも、それぞれに大切に思う存在であってほしいと思いました。





『ペンギンは空を見上げる』八重野統摩

将来、NASAのエンジニアになりたい小学校6年生の男の子ハルは、風船宇宙撮影を目指している。
意地っ張りな性格もあって、クラスで孤立しながらも、壮大な目標に向き合い続けるハルの前に金髪の転校生の女の子が現れ…。


高評価で温めていたこちらの本、借り直そうと思っていたら予約入っていた本で、慌てて読みました。
もっとゆったりした気持ちで読みたかったと思います。
良い話でありましたが、余韻を感じつつじっくり読みたい話だったな。
もったいないことした(-_-;)

八重野さんのお話ってあまり伏線なく最後の方に「え?そうだったの?」ということが多くて、自分が読み逃してるのかなとも思うけれど、だからこそ何が真実かわからないままに話が展開する面白さもあるのかな、と思いました。
ハルくん、子どもなのに絶望味わって…、だからこそ夢を叶えてほしい。

あとがきが良いと聞いたので、文庫本を借りました。
「そうだったのね…。」ここでもこの言葉が出てきました。




『悲鳴だけ聞こえない』織守きょうや

弁護士が詐欺に加担していると相談を受けた木村たち。
その中には知人の弁護士の名も、さらには木村に騙されたと主張する被害者まで現れ…、連作リーガルミステリー。


新米木村弁護士と高塚弁護士シリーズ第2弾(かな?)
短編なので読みやすいけど、ちょっと物足りなく感じる話もありました。
長編でじっくり読みたいと思いました。
織守さん、好きなので!
その中で最後の話「上代礼司は鈴の音を胸に抱く」が印象に残りました。
良かったなぁ…。
相続には家族の問題が絡むので厄介だけど、思わずウルッとしてしまいました。




『母親病』森美樹

母が死んだ。
秘密の日記と謎の青年を残して…。
母の死の謎を追ううち…、残された娘は仲が良かった両親の秘密にたどり着く。
家族での役割を終えた女が人生の最後に望んだものとは。
家族の意味を問う連作集。


思っていた内容ではなくて、官能小説まで行かないにしても、けっこう性愛が絡まっていて、好みではありませんでした。
母親という言葉で、まさきとしかさん的なストーリーかと思ったのですが、全然違いました。
もうこの方の小説は読まないかもしれません。
生意気で、ごめんなさい。



慌てて焦って読むのはやめようと思いました。
面白くて一気読みはアリだけど、急がなくちゃ!は、せっかくの本の魅力が半減すること学びました。
今更〜😅

また来週です♪