動物に薬を飲ませるのって、「超大変」ですよね!
きちんと飲ませてくださる飼い主さん、尊敬しています。
飲ませるのが大変!という飼い主さん、当然の感想だと思います。
<持続製剤、素晴らしい>
お薬を飲ませるのが大変!という問題を解決してくれるのが「持続製剤」です
持続製剤は病院で投与すると、一定期間作用があります。
そのため、家で投薬の必要がない!という素晴らしいお薬です。
動物に薬を飲ませるのは、飼い主さんも動物も、とっても大変です。
そこで私は積極的に持続製剤を活用しています。
<持続製剤の紹介>
①「オスルニア」
オスルニアは外耳炎の持続製剤で、二週間効果を発揮してくれます。
病院でお薬を耳に入れると、大抵は一回で治ります。
とっても便利で優秀なお薬です!
一般の点耳薬では、嫌がるわんちゃんが多いので、結構大変です。
②「コンベニア」
二週間持続する抗生物質です。
病院で注射をするだけで、感染症の治療ができます。
野良猫ちゃんの怪我でよく使います。
野良ちゃんに薬をあげるのは困難ですからね。
③「サイトポイント」
アトピー性皮膚炎の治療薬です。
病院で打つと、なんと「1カ月」も効果が持続します!
アレルギー薬は、通常1日2回の投与が必要です。
しかも原則は一生涯の治療が必要です。
せめてお薬を飲ませる負担をとってあげたい、、、、
わんちゃんにも飼い主さんにも優しいお薬です。
<まとめ>
動物に使用できる持続製剤はいくつかあります。製薬会社さん、ありがとうございます。
しかし全てのお薬、全ての病気に、対応する持続製剤があるわけではありません。
今後、持続製剤の種類が増えて、飼い主さんと動物の治療ストレスが減る事を願っています