動物の命を助けるのに、一番大切なことは何でしょうか?
それは「準備!」の一言に尽きます。
海外輸入薬で動物を治療する
「日本では正式な認可がないが、海外で有効性が証明されている薬」はたくさんあります!
しかし認可が無いので、簡単には入手できません。
海外から獣医師自身が個人輸入します。
こちらが当院にある海外輸入薬たちです。
アメリカやオーストラリアなどから輸入しています。
これらのお薬は、注文から到着まで、1か月以上かかります!
この薬が必要な子が来てから発注、では間に合わないのです。
つまり、病気の子が来ていない段階で準備しなければなりません。
しかも、海外輸入薬はとっても高価なのです
時には使わないままに、期限切れになってそのまま、、、という悲しい結末を迎えることも
それでも!
これらの薬で元気になった子を見ると、「買っといて良かった!」となります。
そして、またいそいそと個人輸入手続きを始めてしまうのです。
お薬紹介
Alizin
子宮蓄膿症の注射薬。
通常は即手術の子宮蓄膿症ですが、動物の状態が悪い時は注射薬で治療することも。
CCNUとLeukeran
どちらも特殊な抗がん剤ですが、リンパ腫の治療になくてはならない薬です
Florinef
アジソン病(ホルモンの病気)で絶対に必要なお薬!
いつ来るかわからない病気のために、
今日も動物病院スタッフは準備をしています