獣医師の守備範囲はとても広いです。
人間のお医者さんと比べて、たくさんの種類の動物をみます。そして様々な診療科に対応しなくてはなりません。
犬の心臓をみて、猫の怪我の眼をみて、ウサギの歯をみる、なんてことも。

そして、時に獣医師は助産師さんになります

鳥類では、卵塞、通称「卵づまり」がよく発生しますセキセイインコ青

卵塞を起した際は私たち獣医師が助産をします。

動画ではお腹を押しているだけに見えます。
しかし実際には鳥のいきみに合わせて圧迫しています。


動画の文鳥ちゃんは、お尻をもじもじしているとのことで来院されました。
飼い主さんの素晴らしい観察力で救われました。

鳥を飼われている方は、卵塞に十分注意してくださいね。