昨日NHKのプロフェッショナルを見て共感しました。


プロフェッショナル

 仕事の流儀

『苦労の数だけ、人生は実る』

米農家・石井 稔


http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1101/index.html


石井さんの作るsao☆お米は㌔1500円で、通常価格の3~5倍です。


もちろん有機栽培で、おいしくリピーターが後を絶たないらしい。


それだけ手塩にかけたお米なので、高いのは当たり前なのですが、全ての農家で農薬を使用し、八十八回の手間隙をかけず生産していた時代からの有機栽培ですので、借金地獄を見、大変苦労された様子を映し出していました。


きあんが共感したのは、そういう側面ではなく、ものをつくるという職人としての姿勢でした。


テレビテレビ画面から・・・・

石井さんは、その日は前日の同窓会で少し破目を外し過ぎて、15分遅れの起床となりました。


毎朝の仕事は田んぼの見回りから始まります。


車で田んぼまで行き、ラジオ体操を田んぼの前で行います。出た!ストレッチラジオ体操


自分はこんなに元気だぞと稲稲に見せているというのです。


農家は体力仕事、その為のラジオ体操かと思えば、稲に見せるために行うと言うのです。


その後、稲に語りながら農作業を行います。


「今日も元気で頑張れよビックリマーク」とか「寒くないかはてなマーク


「台風が来るぞ、頑張れビックリマーク


そんな米作りを見たことも聞いた事もありません。


手塩にかけるとは、こういう事を言い、稲との共鳴を大切に働いておられるのです。


職人もこうありたいものです。


藤本胤峯先生も、はんこを刻す前に必ず印材に一礼し敬意を込めて、「上手くほれますように。」と唱えなさいと話されていたことを思い出しました。


自分のものづくりの対象物との共鳴・共感を大切にしていきたいと再認識しました。


また、こうでないとお客様にとって良いもの出来ないと思います。


技に溺れあせる共鳴を無視すると、とんでもない自己満足な作品しか残りません。


それで名誉は残るかもしれませんが、職人としての誇りは消え果るでしょう。


番組の最後に、プロフェッショナルとは・・・と言う問いかけに、石井さんは、


『まず、作物の声を聞いて、作物がどういうことをして欲しいか、自分で判断をして行動を起こす。これがプロであると思います。』


畏れを忘れず、技術に溺れることなく、お客様や商品にたいする共鳴を大切に日々研鑽を積むことで、必ず技は応えてくれるという事を米作りの石井さんから学ぶことができました。


有難うございます。おじぎ