漠然といい先生。 | Art de Vivre a Matsumoto

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東京を離れて暮らし始めた松本で。子育てのこと、仕事のこと、日々のこと、そして歌のことなど。




ここ3日連続して小児科へ足を運んでいる。

私自身の発熱でインフルエンザ検査(母親も簡単な内科程度なら受診できる)、
ひどくなってきた娘の耳の裏のとびひ、
息子のアレルギー食対応申請書の記入のお願い。

幸い、マンションを出て30秒でいける至近距離にあるので非常にありがたい。


こちらの先生はぶっきらぼうで、言葉が悪いことで知られる。
私も最初は同じ印象を持った。
それでも、この病院の近さは捨てがたい。
必要最低限の接触しかしないのだからと別に気にもとめなかった。

ところが、この一年近く、何度も通ううちに
この先生が実にいい先生だという気持ちを自分が持っていることに、
つい昨日気づいた。

相変わらずぶっきらぼうで、言葉は少ない。
まったぃ笑わない。
特に何をしてくれるわけではない。

なんだろう。実に不思議だ。

診察室に子供たちからの絵や手紙のプレゼントが飾ってあるからか。
彼が中日ドラゴンズのファンだからか。
周囲の女性たち(看護師さんや受付にいる奥様とみられる女性など)がとびきり優しいからか。

この先生の魅力がなんなのか、すごく気になるのに
まだ見つけられないでいる。

漠然といい先生。

子供たち、とくに息子はこの小児科に行きたがる。
子供の方が直感的にわかっているのなとも思う。