娘、無事帰還 | 子育て万事再三ジレンマ

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南半球の国で男女一児ずつ子育て中。

Facebookには書けない本気の親バカ話を本気で書くためブログを開始。

娘がひとりで発った日。


Unaccompanied minorということで、「未成年ですが付き添いは不要です」というフォームにサインをして持たせ、自力でオーストラリアまで帰るというちょっとした冒険にチャレンジ。



早朝いっしょに飛行機のチェックイン。

チェックインの際には、さすがニッポン!

「この Unaccompanied minorのフォームは、コピーをお持ちですか、こちらで取りましょうか?」


オーストラリアでのチェックインの際のやり取りから、こりゃ航空会社が持っていってしまうなと感じて、フォームは余分にコピーして持参していたので(つまりこちらも、さすがニッポン人!な周到ぶり)、不要である旨回答。


更には、予め予約していた席より前よりの(多分フォローしやすい)、だけど娘希望の窓側の席を用意していただき、その上「お隣の席はブロックしております」。


すごい〜

感動。




チェックインの後は、特にお茶を飲むでもなく(目当てのスターバックスが荷物検査のゲートの向こう側にしか無かったので、母は入れず)、あっけなく荷物検査の列に並ぶ娘。


母がうるうるしてしまったので娘ももらい泣き。


そのあとはずっと後ろ姿を見守る母を知ってか知らずか、一度もこちらを振り返ることなく、ゲートの向こうへ消えていった。




乗り換え地のシンガポールに着いたらWhatsAppするように連絡していて、「着いた」のメッセージに安心していたら、その直後に、


「何か知らないけど、部屋に通された。スタッフがいて、出してもらえない。」


トランジットの待ちが7時間だったので、夫が少し心配していたけど、娘はひとり空港内をぶらぶらしたかったらしく、それが叶わず若干欲求不満。


多分航空会社の計らいで(行方不明などにならない様?)、お願いしていないけど、一時預かりになっていたのか。


次の飛行機の搭乗2時間ほど前になってやっと解放され、少しぶらっと出来た模様。




そして最後はメルボルン空港に到着してからまた連絡が来た。


「なんか機械があるんだけど、ePassportするの?」


送られてきた写真を見るとオーストラリア人や、そのほか限定された国籍保持者対象っぽい。

日本パスポートは含まれていなかったので、「オーストラリアのパスポートを使うように」念押ししてePassportの手続きをするよう指示。


無事手続き完了し、スーツケースをピックアップして、荷物検査もスルーで、迎えにきていた夫と再会!




無事、ひとりで戻ることが出来ました。




大人にしてみれば大したことでは無いけれど、娘にとってはいい経験になったと思う。