みんなどこに行くんだろう | 子育て万事再三ジレンマ

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南半球の国で男女一児ずつ子育て中。

Facebookには書けない本気の親バカ話を本気で書くためブログを開始。

息子は一応、自クラブから来シーズンのオファーは貰っていて、今のまま何もしなければ来シーズンもU21で、トップチームに上がることを目指して過ごすことになる。


今シーズンのチームメイトで他に誰が同じようなオファーをもらっているのかは知らない。




ある日のチームトレーニングで、臨時で指揮をとったコーチが、みんなにはっきり言ったそうだ。


「U21を、2年も3年もやってはいけない。

そんなに長い間やっていてトップに昇格していないということは、このクラブではこの先トップチームに入る希望は無いと思え。

なぜなら、トップチームの監督やコーチはもう十分君らのプレーを見ていて、その上で呼ばれていないという事なのだから。」


話を聞いていたチームメイトの中には当然2年も3年も同じ場所にいるプレーヤーがいる。


その子らを前に、はっきり断言。



でも息子曰く、本人たちも21歳になる年にまだU21にいるということがどういうことかは分かっている。


2005年生まれも、すぐそうなる。

まあ来シーズンはいいとする。

だけどそこで何も掴めなければ、良くてU21を3年ということになってしまう。(悪ければただ放出)


だから今から動こうという流れが少し起こっていて、あるプレーヤーは、海外チャレンジが決まって来月早々渡航する。

別の一人はカレッジ(アメリカ)に挑戦する道を模索。


この辺りから、エージェントとか、道を繋げてくれる人や紹介してくれる人が必要になってくる。


これまで出会って来た人とどんな関係を築いてきたかも、急に重要になってくる。


大抵はこれまでお世話になったコーチなど、懇意にさせてもらっている人がいれば、お願いしてみたり、親が知り合いに連絡を取ったり。そんな感じで。


周りが動き出した事もあって、息子も具体的に考え始めていて、学校の勉強も大詰めなんだけど、もうチームトレーニングは無いので時間が少し出来た分、バイトをして出来るだけ貯金をするらしい。


今シーズンのチームメイトたち、来シーズンはみんなどこでプレーをしているんだろう。


もう、同じクラブ内で毎年何人も一緒に昇格していくという事はなくて、一人一人、自分の決めた道を進んでいくだけなんだね。





なぜか急に寂しくなりました。