小麦粉からとれるグルテンミートでから揚げを作ろう | パティシエkiaのお菓子とデザートで遊ぶ記録

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思いのままに☆お菓子を作れる☆仲間を増やし、甘い人生をクリエイト☆していく事がミッション☆

こんにちは
シークレットパティシエkiacakeです~。



さて今日は
小麦粉のグルテンを
取り出しちゃおう。
そして食べちゃおう。

という、実験について
レポートします。


グルテンとは、
タンパク質であり
水と合わせ捏ねたりすることで
できる、粘着質のもの。

これがあることで、
うどんのコシ、
パンのもっちり感
生地の固さ
などが生まれます。

実験は、
リスドオル(準強力粉)
カメリア(強力粉)
バイオレット(薄力粉)
で、それぞれ行いました。

1人ひとつ、60gの粉に30gの水
を加え、良く捏ねたあと
30分ほど寝かせ
水で洗い、でんぷんを
落としました。


捏ねた状態、薄力粉↓
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捏ね上がりの状況は
案の定カメリアが1番固く
ほとんど伸びず硬いゴムのような感じでした。↓
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ザルに入れ、洗うと
でんぷんが白い液体となり
下へ落ちていきます。
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出来上がりのグルテンは
黄色く、ネバネバした状態です。
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今回は、
こちらに
浮き粉(小麦粉のでんぷん)
をまぶして、油で揚げて
塩コショウで頂きました。



少量づつでしたが
みんな意外な感じ、といいながら
食べていました。

ちなみに
揚げると、3倍以上膨らみ
冷めるともとの大きさに縮みました。
(写真…撮り忘れ汗




お菓子づくりにおいて
グルテンとの付き合いは
切っても切れない関係。
うまく付き合うことで
思い描いた食感を表現していけます。


授業の中では
教科書には書かれていませんが
グルテンフリー
とは何なのか?
ということにも、少しだけ触れていきました。

昔のままの時が止まった
教科書、ベーシックは大切ですが
日々新しい素材も生まれ
新しい価値観も生まれています。

これからの時代の流れを
掴んでいけるのは
なんの商売でも必須だと思う。

自分も含めて
生徒の皆さんにも
井の中の蛙でなく
幅広い視野の持てる
パティシエでありたい
あってほしい、と
おもって、私は授業展開しています。


それでは
今日はこの辺で。



シークレットパティシエkiacake