砂糖のメイラード反応の実験 | パティシエkiaのお菓子とデザートで遊ぶ記録

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こんにちは(*^^*)
シークレットパティシエ kiaです。

4月より
ついに専門学校での授業がスタートしました。
今日は、初めて、座学ではなく
実験・検証をしていきました。

もうーーーー
本当に、意外な実験結果もあり
私的にも面白かった!

そもそも
この実験自体が、お菓子を作るというわけではないため
お菓子を勉強しはじめた生徒さん達が
どのように反応するのか、
想像もつかなかったけれど、

途中から
同じ砂糖でもこんなに違うんだ!
という
発見の喜びを感じてもらえたみたいで

やってよかった~!
と思った(*^^*)

今回は
メイラード反応という焦げ始める温度を
はかる実験。


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これは、水飴。↑
メイラード反応し始めで、団子状に固まる。

流動性ある、他の砂糖にはみられない反応。


そして下の画像は、イソマルト。
普通の砂糖とは違い、156℃こえても、なかなか色づきしません。↓
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電磁調理器の目盛りは4.
中火で加熱して行きます。


そうそう
始めに、くじ引きしてグループごとに2つづつ実験しました。
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最後は味くらべ。
水飴は甘みをあまり感じない。
グラニュー糖はすっきりした甘み
上白は、甘ったるい感じ。など
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固まり具合も、検証。
色づき=硬さに直結しない砂糖もある。
とくに転化糖。

例えば私は以前のお店はマドレーヌに転化糖を入れていた。→しっとり柔らかさを保つ
など、それぞれの役割りを
科学的にも理解しながら
ルセットを組み立てられるパティシエに
なれるよう、早い段階で気づいて欲しいと思って、総合的にお菓子の一例を交えて解説。

毎回、私の学生時代に
心から、教わりたかった…
と思える内容を
熱く語ってます(*^^*)

自由に授業構成を考えさせて頂ける
環境、先生方にも心から感謝だし
一生懸命耳を傾けてくれる生徒たち
本当にありがとう。


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いつも
お読み頂きありがとうございます。




シークレットパティシエ kia
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