韓国にもマトモな学者はいるようだ。だが日本には・・・・・ | ki48-2のブログ

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韓国の学者が日韓で核武装し、韓国の核で北朝鮮を牽制し日本の核で支那を牽制すれば平和は保たれると講演したらしい。

 

「日本の核兵器で中国をけん制」韓国人研究者が平和主義なのに“日韓核武装論”を説いたワケ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

 

韓国世宗研究所の鄭成長・韓半島戦略センター長が、東京都内で行われた緊急時局講演会でこう訴えた。

「韓国の核兵器で北朝鮮の核兵器をけん制し、日本の核兵器で中国の核兵器をけん制できれば、北東アジアでどの国も他国への侵略を試みることはできないでしょう」

「米国がもはや世界の警察の役割を担いたがらないのなら、韓国と日本は自らを守るため立ち上がらなければなりません」

「力の均衡による平和維持こそが現実的」

 

これはアメリカ大統領返り咲きが現実味を帯びているトランプ氏が「同盟国が応分の負担をしないならアメリカはそれらを守らない」と発言した事が契機になっているようだ。

アメリカ国内にはウクライナやイスラエルへの支援疲れが特に共和党の内部で高まっているように感じる。

 

これに対して本文を書いているジャーナリストの小野原氏はお定まりのというかステレオタイプの論評をしている。

曰く、「核ドミノが起きる、NPT体制は崩壊する、広島、長崎の被爆経験を持つ日本は、核のもたらす惨禍について積極的に発信してこれ以上の核拡散を防ぐ努力を尽くすとともに、北朝鮮や中国の軍事的脅威から地域の平和と安定を守るコミットメントを引き続き果たすよう、韓国と共に来年1月発足の米新政権を説得する外交戦略が求められる。」

 

NPT体制を守ろうとするので今日の不安定な世界が現出したともいえる。

ウクライナに侵攻中のロシアは度々核恫喝を行っている。

これは核を5か国で独占させるNPT体制が齎したものである。

核廃絶が戦争の廃絶を意味しないように、核不拡散は戦争の不拡散を意味しない。

核を持つP5は寧ろやりたい放題になっているのではないだろうか?

 

アメリカの碩学でコロンビア大学の故ケネス・ウォルツ教授は

核兵器国はもっと増えて18か国くらいになった方が世界は安定する。

核を持つのは民主国家でかつ法治国家であるべきだと主張していた。

フランスの学者エマニュエル・トッド氏も「核は遍在こそが怖い」と発言している。

オイラも同感だ。

 

韓国がどうこうは全く興味もないが、我が国ほど核兵器の必要に迫られている国は無いのではないか?

核ドミノも起きるだろうが、ケネス・ウォルツ教授の説を支持するオイラは、それはどの道避けられない事と考えている。

寧ろ世界の安定にとっては有益なのではないか?

 

韓国の学者がこのような勇気ある発言をした事は尊敬に値する。

それに対して我が国の学者の情けない事と言ったら話にならん。

核武装を主張する学者が中川八洋先生しかいないというのはどういうことなのだ?

 

まあ、この小物が首相じゃあねえ・・・・・