「ゆふ風や草の根になく虫の声」

肌をなでる涼風に加え、耳に

届く虫の声からも、秋を

感じる季節です。

チンチロリンと鳴く虫は松虫

でリンリンと歌う虫は鈴虫です。

 

古来日本では、虫の音の

微妙な、違いを聞き分けて

名前を付け、親しんで

来ました。

清少納言の「枕草子」にも

好ましい虫として

「鈴虫」「松虫」「キリギリス」

などの名が、挙げられています。

 

虫の音は「声」と認識する文化

は世界の中でも珍しいと

されています。

欧米の人に寄れば

「音」、時には「騒音」と

と捉える人が多いと

言われています。

 

古の日本人はかすかな

虫の音にも耳を澄ませ

「何を話しているのかな」と

その心にまで思いを馳せて

いました。

だから「声」と呼んだのです。

虫にさえ小さな「声」から心を

受け取る事が出来ます。

 

対象がましてや人間なら

その大切さはなおさらです。

声を聴いて相手の心を知る。

何を伝えようとしているのか

耳だけでなく、心まで済ませて

初めて心の声を聞き取る事

が出来ます。

 

人は「自分の気持ちを分かって

もらえた」と感じるだけで

笑顔を取り戻せる人

もいます。

よく聞く人がよく人を励ます事が

出来る人だと思います。

 

YouTubeご視聴よろしくお願い申し上げます。

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