202409-128:絶対に下落する | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


終活真っ最中の森永卓郎が日本株は3000円になると日本経済の近未来を占っています
この人は20年前に年収300万円時代を予測し流行語となりました 20年前といえばITバブルで日経平均が2万円まで戻した頃で その後20年経過しても欧米商人に負け続けている現在の商状(失われた30年)を多くの人がまったく思いつきませんでした

1989年12月29日 日経平均は38.915円 でピークアウトして7000円台まで下がりました 今年の7月に42.000円を超えました 上がれば下がるというのが世の中の定説ですからピークアウトすれば暴落して大底に向かっていきます
でも有名な茹でガエルの例のとおり 多くの人は命の危険がある環境から逃げ出すことができません

でも悲観的なことばかり考えて暮らすなら早々に人生を諦めた方がいいです 近々に首都直下型の大地震が起き津波でお台場周辺の超高層ビル群は水没すると言われても刹那を楽しむ暮らしを諦めません それを言ったらお終いだとわかっているから口に出さず楽観的に現在を楽しみます
逃れられない近未来の有事には減災対策で対抗します 食料を備蓄し津波洪水土砂崩れの第一次被害に遭わないように生活範囲を選びます
そして占い師の3000円暴落の警告には持株を全て処分し 必ずやってくるという暴落時に復興特需関連銘柄買い待伏せするためしっかり買い付け余力を蓄えておきます


 

日経平均は必ずまた暴落する  

私はずっと、「今の日経平均株価はバブルだ。絶対に下落する」と言い続けてきました。そして案の定、8月頭に大暴落したわけです。私自身は、日経平均が4万2000円を付けた7月11日、自分の持ち株を全部処分していました。われながら、本当にいいタイミングだったと思います。  

ただ8月の暴落時には、「一旦は切り返すだろう」ということもわかっていました。それはなぜかというと、過去の暴落すべてにおいて、一度は切り返しているからです。1929年の世界恐慌のときも、バブル崩壊のときも、一旦は切り返しました。そしてその後また、真っ逆さまに落ちていったわけです。  

だからいま投資をしている日本人の取るべき選択肢は、「いまのうちに全面撤退する」しかないんです。9月初旬現在、7月の高値から見て半値以上は戻したわけですが、これは経済が回復したのではなくて、ただの小康状態です。いま売れば、日経平均が最高値を更新したタイミングで買った以外のほとんどの人は、利益があるか、せいぜいチャラの状態で売り抜けられるはずです。  

小康状態は、決して長くは続きません。必ずいつか暴落します。日経平均は3000円まで下落します。 昭和恐慌とまったく同じ構図  ただ私も、「このタイミングで暴落が始まる」とまで正確に予測することはできません。8月の暴落が示したように、暴落の瞬間を予測するようなことは、誰にだってできないのです。  

私は7月に持ち株をすべて売却しましたが、これも正直に言ってしまえば、原発不明がんだと診断されたので、生前整理を進める中での一環として処分しただけのこと。暴落のタイミングがわかっていたわけではありません。  

もちろん、8月の急落は日銀が追加利上げを発表したことに端を発するものですから、日銀が今後さらなる追加利上げをすれば、それが暴落のきっかけになるでしょう。ただ、日銀の様子を見ていると、現時点ではこれ以上の利上げを強行するとは思えません。  

1929年の世界恐慌は、日本にも波及しました。しかし世界の中央銀行は財政緩和の方向に向かっていたのに、ときの首相であった浜口雄幸の指示のもと、日本だけが財政緊縮と金融引き締め政策を取ったのです。結果としてその政策が昭和恐慌を引き起こしてしまいました。今回も、アメリカが利下げを表明する中、日本は利上げを表明。「あのときと同じことが起きている」と感じています。

「日経平均株価は3000円になる、必ず暴落する」経済評論家・森永卓郎が大予言…昭和恐慌とまったく同じ構図だ