202110-665: 父と歩いた道 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


父の精神力と体力がともに最盛期のときは、子はまだ若くて実社会での経験もほとんどありません。

子が最盛期に達したときは、父はもう老いて判断力も気力も子に勝るとは思えません。

子は、父がいなくなって初めて父を超えることはできないかも知れないと自分の限界を感じます。

もっと父と話しをしておけばよかったと考える反面、

本当にアドバイスが欲しかったときに父はアドバイスができただろうかとも考えます。

父と同じ年齢に達したとき、子は父と歩いた道をなつかしく思っているにちがいありません。