202105-264:スキーが流行っていた頃:新井由美+ヴィクトリア+苗場 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


冬の週末、深夜バスまたは電車やマイカーで聖地苗場に行くというのが若者のノーマルな暮らし方のパターンでした。苗場の駐車場に入る時も出る時も1時間以上かかるというのも普通のことでした。スキー場ではニット帽にゴーグルで顔は半分しか見えず、厚手のスキーウェアで体型もわかりません。もちろん、ブーツが入らないほど太いふくらはぎの持ち主もいました。ミラーコーティングのゴーグルなので表情は口元で、体型は滑り方で判断します。

思えば、ゲレンデではみんな美男美女、綺麗に滑っていれば綺麗な人に見えました。

ウィズコロナが1年以上続き、マスク着用で3密回避がノーマルな暮らし方になっています。テレビドラマで俳優がノーマスクで演技していると、現実ではない芝居の世界の話と感じます。役者がマスクをしないのは、登場人物の顔がマスクで見えないのは役者の表情で語らせるドラマとしては決定的なマイナスと考えられているからでしょう。

新井由美+ヴィクトリア+苗場のゲレンデではミラーコーティングのゴーグルで顔半分。
コロナ禍の現世ではマスクで顔半分。
両者に共通するには顔半分で濃厚接触なしのコミュニケーション。
おまけに飲酒もなし。