202101-34:強運  | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

大企業の社員だった頃、運動会や社員旅行、忘年会で、いつも感じていたことがあります。それは、抽選会やゲームで賞品を持ち帰る人に、必ず力のある幹部社員が含まれていることです。「いつも賞品を持ちかえる、業者からいろいろもらっている、まだ欲しいのか」「幹事が気を使って、当たるように仕組んでいるのではないか」と思っていました。

その後10年ぶりにボウリングをする機会があり、かねてから気になっていたことが解消しました。毎回賞品をもらうのは忖度ではなく、強運の持ち主だからでした。

取引先のボウリング大会に参加したのですが、40人が無作為で2人1組のチームを組み全員が3ゲーム投げるというタフなゲームでした。そこで、1ゲーム目で150を超えるスコアを2人とも出し、いきなり優勝に一番近いチームとなりました。やはり6ゲームトータルで最高得点となり優勝し、豪華賞品をいただきました。その後のパーティの席上、大ジャンケン大会でも勝ち残り1個しかない賞品をいただきました。
ゲームをしている時に優勝を意識しました、そして、全員とのジャンケンでは、自分が今年になって経験している強運を取引先に証明しようと思いました。負ける気がしませんでした。

賞品をもらって一言、強運を保つために努力していることをお知らせしました。
ひとつ、疫病神や貧乏神に近づかないこと。
ひとつ、下り坂の人とは飲食を共にしないこと。