202009-522:五輪貴族は厚遇いたしません | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

東京2020開催を諦めていない大会組織委員会はコスト削減のために大会を簡素化するとのこと。その中に五輪貴族たちへのおもてなしの削減があります。おもてなしを約束して東京に決定したのに、土壇場になってはしごをはずされる貴族たちは不満でしょう。

五輪貴族の存在を世間一般は知らないのに、わざわざリークしなくてもいいのにと思います。スポーツ大会にはおもてなしはお約束で、その原資はスポーツ用品メーカーやメディアから徴収する協賛金とかスポンサー料とか放映権とか知財の使用料です。国際競技場には貴賓席があり、そこでは飲食が提供されます。サプライヤーも入場パスを渡されますが、そこでの費用はサプライヤーが払った広告宣伝費が使われています。前夜祭、開会式、閉会式などいろいろなパーティがあり、飲食とお土産が付きます。五輪貴族はすべてのパーティにフリーパスです。貴族たちの顔は業界では売れていますがほとんど公の場には登場しないので一般人にはなじみのない国の人たちもけっこういます。

我が国で大きなスポーツイベントが決まると、例の広告代理店が中心となって事務局ができます。ここは会社組織みたいな感じで、イベント終了とともに解散します。預かった予算は繰越する組織がないので使い切ります。五輪貴族にはここでも甘い蜜を吸っているにちがいありません。