201912-400:すみませ~ん! | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

ファミレスなどには卓上に電子呼び鈴が設置してありますが、普通、レストランや物販店でスタッフを呼ぶときは、「すみませ~ん」と声をかけます。

海外で「すみません」は通じません。

欧米では、テーブルごとにスタッフが決まっていてお客様から頂戴するチップは担当スタッフの給料の原資となります。たくさんチップを稼ぐ気の利くスタッフは、お客様から声を掛けられる前に動きます。ですから、何て声をかけるのか心配ご無用です。

 

ドイツで商いをしている頃は、現地の同僚がスタッフにBitte!と言っていました。「お願いしま~す!」の感じです。これを真似てビッテと言ってみたことがありますが、反応がありませんでした。ドイツ語を話せない日本人がBitteといっても、ネイティブスタッフにはドイツ語には聞こえないのでしょう。

1回で懲りて、その後は笑顔でアイコンタクトに切り替えました。これはチップ制のお店では気持ちよく通じました。