つながり孤独:ピンとこない感じ | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

SNSで他人の現況を見て自分のと比べてしまうことで発症する孤独感だそうです。

SNSでつながりがあっても、本音をいえず距離を感じるそうです。

この感覚は今の若者の孤独感で、生身の人間とのかかわりが希薄なのが背景にありそうです。

現実世界の人間とのかかわりあいのほうがハードルが高いので低いSNSに流れるようです。ハードルの低い世界で感じた孤独感を現実世界の生身の人との関わりで解決するにはハードルが高すぎ、無理なのです。

団塊の世代が若者の時、インターネットも携帯もSNSも存在していませんでした。それに小学校から競争して、仲間としのぎを削って勝ち残ってきた個人史もあります。大学生のときは、「連帯を求めて孤独を恐れず」という美学を掲げていました。ですから孤独感はステップアップにつながる火種でもありました。

今の若者が後期高齢者となった時、その時の若者と比べてどう総括するか興味深いですが、知るすべはありません。先のことはだれにもわかりませんから、占いにとどまります。