当家の家訓で賭け事を禁じられていますが | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

長野出張5日目の朝を迎えました。

本日は今回の出張課題の2番目の項目をこなす予定でしたが、昨日クライアントの都合により翌日に変更になりました。

おかげで本日は思わぬ余裕が生まれました。予定していた仕事の締切が延期になると、仕事そのものがなくなったわけではないのですが、束の間の解放感を味わえます。会議中に出席者の反感をかわずに居眠りができたような感じです。

3学期制で各期に中間テストと期末テストが中学高校を通じてありました。大学も3学期制で、1年目は毎週テストがありました。

中学から一貫して一夜漬けでテストを乗り切ってきたため、勤め人になってからも、仕事は締切ぎりぎりで泥縄式にクロージングをしてきました。長期的な展望のもとに事業計画必達に向けて着実に業務を遂行するという方法論は大変苦手です。

理由は簡単です。今日明日のことは大体検討がつきますが、1年先のことは何がどうなるかまったくわからないからです。

不確かな近未来を予想して着実に手を打っていくことを中学の頃からしてきませんでした。

そのためか、何手も先を読んで勝負をするような囲碁将棋は初めから近寄りませんでした。

麻雀は当家の家訓で賭け事を禁じられていますので、参加しません。

もちろん株と為替など有価証券取引は投機ではなく投資である限りご先祖さまは応援してくれていると思っています。

ただし、彼岸、お盆、月命日は取引を控えたほうが損をしないで済みます。というより、これらの特異日に取引すると損するという自分なりのアノマリーができあがっています。Rest In Peaceを祈念しなさいということでしょう。

 

疲れたら休む、違和感を覚えたら退く、いつもと違うことはやらない、こういうリスク優先の手口が平常心を保つ秘訣です。

しかしながら、運命に立ち向かうときは怒りに似た気持ちの高ぶりをエネルギー源と使えるよう日々精進しております。