旅館は年々衰退している斜陽産業 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

昨夜の新着情報紹介と有識者のトークショーを中心としたテレビ番組で、ホテルと旅館の現況を紹介していました。

いわゆるインバウンド(中国系旅行客利用の特需)の恩恵を受けているのはホテルで、旅館には影響がない。つまりインバウンド客は旅館を利用していないということです。
これが一因かもしれませんが、ホテルは稼働率があがり、旅館は年々衰退している斜陽産業だといっていました。

インバウンドを取り込むことが生き残りと再生のキーワードになっているような感じですが、自分なりの限られた情報ではありますが、旅館の経営者が恐れていることがあります。
中国大陸の公衆浴場の実態(衛生状態やマナー)を知ると、その感覚で日本旅館の温泉大浴場を利用されることが心配です。土足で大浴場に入ったり、湯船で体を洗ったりされては、国内旅行客がいなくなってしまいます。これは心配のほんの一例で、まだまだありそうです。

一方テレビ番組では、業界の専門家が、斜陽の旅館がインバウンドを誘致して再生させるのは難しいことではないとして、4つの是正措置を紹介してくれました。

1) タオルをそろえる
2) 便器を和式から洋式にかえる
3) Welcome to(旅館名)と看板をつける
4) クレジットカードを利用可能にする

英語はカタコトでいいともいっていました、それは正しいかもしれません。そもそもインバウンド旅行者が英語を話せるとは限りませんから。

この簡単な4つの施策で稼働率が上がるそうです。
いつの世もコメント屋さんはリスクを負わずに言いたい放題、そして困窮している当事者は即効性のある仕掛けを求めています。

やはり、自助努力なくして生き残りはありません。

吉野輝一郎