東芝が白物家電を中国企業に売却 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

東芝が白物家電を中国企業に売却するようです。
売却益が数百億円になるので、事業再編の足しになるということで昨日は5%超株価が上昇しました。

昨日届いた金利手数料負担というキャッチフレーズで有名な通販会社のDMで、シャープのテレビと東芝の洗濯機が目玉になっていました。5年間の保証がついているということですが、東芝白物家電の売却前夜に先行き不透明な耐久消費財は敬遠されるかもしれません。

1990年代に台湾に出張する機会が多かったのですが、台北でも台中でも家電売り場には魅力のあるローカルブランドは皆無でした。昨今、アップルの台湾版といわれるような製品を市場に出す企業も現れ、価格とスペックともに国際競争力のある製品が次々に発表されよく売れているようです。レッドチャイナの製品は低価格をしのぐ低品質でおなじみですが、台湾製品は違います。アップルのサプライヤーがシャープを買収するということではっきりした優位性のある台湾企業が良品を売って力をつけています。

団塊の世代は、たとえわずかな期間であろうと欧米と互角に戦ったことがあります。残念ながら、その後負け続けたために、次世代に優位性を継承できなかったのかもしれません。

吉野輝一郎