ひとめぼれ | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

第一印象

初対面の第一印象が悪かった人と、お近づきになった試しはありません。
半世紀以上の間、中学校から現在まで第一印象が自分の好みに合わないというか、なにか苦手な雰囲気を感じた人たちとは、姻族・職場・サークルを問わず距離を置いてきました。当然、友達の数は極めて少なくなります。+

本能的なものなのでしょうか。悪い人ではないとわかっていても、顔付き・匂い・しぐさ・身なりなどの外的要因で拒否してしまいます。そういう人に近づくと自分自身の生存にかかわる何か大事なモノを失うとか、身体の変調をきたす何かと接触する危険を感じて防衛本能が働くのではないかと、自分なりに考え納得しています。

もちろん、悪い人ではないからとあえて禁を破って接触を試みることもあります。ところが、相手も同じような印象を持っているようで、ほぼご縁がなかったということになります。

一方、一目ぼれというか、一目見た瞬間に、気にいる、憧れる、懐かしさを感じる、気が合うと感じる人も登場します。もちろん、一方的な片思いなのでご縁がなかったと諦める場合の方が多いです。おそらく、この人たちはお世話になったご先祖様とその友人知人のだれに似た雰囲気をもっているからに違いないと考えています。

そういうわけで、直感的に好印象の人との一期一会は大切にしております。
                                                                      吉野輝一郎